急激な気候変化で夜間の気温が一気に4℃まで下がるとの警告が出された米ニューヨーク州ブルックリンで、冬物のコートの手配が間に合わない現地の住民たちのためにカーディ・Bがひと肌脱いだ。
カーディは、現地時間10月18日夜、グレーブスエンドにある低所得者向けの集合住宅「マルボロ・ハウス」でコートやスニーカーを無料で配布。
仕事の都合で事前の告知よりも数時間遅れて登場することとなったカーディは、彼女の到着を首を長くして待っていた住民たちに、フレンドリーに声を掛けながら、用意された防寒着を1着1着手渡しし、記念撮影なども大サービスした。
カーディの友人たちや知人デザイナーの協力で実現したという今回の無料配布で、たくさんのニューヨーク市民と交流できたことに感動した様子のカーディは、現地で撮影した動画を自身のインスタグラムで公開。
「こんなに人が集まると思ってなくて、ビックリした! 」としながらも、企画者たちにお礼の言葉を述べ、「年末までにまた戻って来るからね! 」と2度目の無料配布を計画していることも明らかにした。
同地に近いブロンクスで育ったカーディ。ストリッパーとして働いていた過去を持つなど、波乱万丈な人生を送ってきた彼女だからこそ、近隣コミュニティに少しでも“恩返し”ができたことに感慨もひとしおのよう。
予想よりも多くの人が集まったため、集まった人すべてに無料配布が行き渡ったわけではないが、カーディの行いを目の当たりにした住民たちの口からは「彼女のことを誇りに思う」、「地に足のついた女性だった」と称賛の言葉が相次いだ。
(フロントロウ編集部)