めずらしく元夫トムとの結婚生活に言及
映画『アクアマン』の公開が2019年2月に控えているニコール・キッドマンが、アメリカの朝の情報番組『Today(トゥデイ)』に出演し、これまであまり語られることのなかった元夫トム・クルーズと結婚していた当時の生活をこう振り返った。
「まだ23歳の時に結婚したからパーティーにもあまり行かなかったし、あまり外出する機会もなかったわ。家にいることが多かったわね。25歳の時に1人目の子供ができて、結婚もしていて、家族のなかにいた。だから私にとっての“世界”は、仕事か家にいるかのどちらかだった」
ちなみに、つい最近米New York Timesのインタビューで、“トムとの結婚がセクハラから自分の身を守ってくれた”と語り、話題になったばかりのニコール。
「私が若くして結婚をして手に入れたものは、パワーではなく保護だった。もちろん愛のために結婚をしたけれど、トムのように業界で力のある男性と結婚したことは、私をセクハラから守ってくれた。結婚してからも仕事を続けていたけど、つねに守られていたわ。だから32歳か33歳の時に(離婚をして)そこから抜け出した時、私は成長しなくてはいけなかった」ー米New York Timesのインタビューより。
しかし、この発言には語弊があったとして番組内でこう訂正した。
「“保護”と言ったけど、正確には“バリア”みたいな感じね。多くの女性はそのバリアを有していないわ。というか、世界中のほとんどの人たちが持っていないと思う」
要するに、トムほど有名で力のある人物が夫だったからこそ、彼と結婚していたあいだはほかの男性からのアプローチはもちろん、“あのトム・クルーズの妻”を相手にセクハラ行為を働こうなどという人物はいなかったということなのだろう。
ただし、ニコールはすでに離婚したトムにも、現在の夫であるカントリーシンガーのキース・アーバンにも「申し訳ない」という理由で、これ以上のことは語らなかった。(フロントロウ編集部)