グラミー賞計5部門ノミネートの天才シンガー、カリードの一夜限りの初来日公演が行われた。カリードの歌声に酔いしれる会場では、彼の「良い人」すぎるエピソードが盛りだくさん!(フロントロウ編集部)

「良い人」すぎるカリードに黄色い声援が止まらない

 オルタナティヴR&Bの新星カリードの初となる来日公演が10月29日(月)に新木場STUDIO COASTで開催。

 一夜限りの超プレミア来日公演をひと目見ようと会場に集まったファンを大満足させる圧倒的パフォーマンスで魅了したカリード。

 弱冠20歳のカリードは、2017年3月にデビューアルバム『アメリカン・ティーン』で華々しくデビュー。2018年のグラミー賞では、最優秀新人賞を含む5部門にノミネートされた逸材。

 そんなカリードの公演では、カリードの「良い人」ぶりがさく裂。

画像1: 「良い人」すぎるカリードに黄色い声援が止まらない

 「8ティーン」で登場したカリードは、同曲を披露し終えると早くも上着を脱ぎ、デビューアルバム『アメリカン・ティーン』収録楽曲を次々に披露。

 カリードの歌声に会場が酔いしれるなか、パフォーマンス中にパンツにつけていたチェーンのアクセサリーが取れてしまうアクシデントが。

 公演序盤でのアクシデントも、カリードはおちゃめに地面に落ちたアクセサリーを取り袖にポイっと投げ、演奏が終わったあとに、「さっき衣装のアクセサリーが取れちゃった。(裏方の人にむかって)ごめんね」と呼びかける一面があった。

画像2: 「良い人」すぎるカリードに黄色い声援が止まらない

 さらに、4人の女性ダンサーと共にステージいっぱいに動き回りながら笑顔で歌うカリードは、黄色い歓声が上がると照れ笑いを浮かべながらも、観客の声援に「僕も愛しているよ」と答えて投げキッスを送った。

 アジア公演で初披露となった、ベニー・ブランコとのコラボ曲「イーストサイド」にいたっては、「新しい曲だから間違えても許してね」とおちゃめにコメント。

画像3: 「良い人」すぎるカリードに黄色い声援が止まらない

 先日リリースしたばかりのEP『サンシティ』に収録される「モーションズ」を含めたメロウな楽曲が続くなか、ヒートアップする会場の熱に合わせて、大ヒット曲「ヤング・ダム &ブローク」を披露。観客の大合唱とともに、カリードはステージ上でダンサーとワイニーに興じた。

 カルヴィン・ハリスのアルバム『ファンク・ウェーヴ・バウンシズ Vol. 1』の収録曲「ローリン」をはじめとしたコラボ曲で、カリードはアーティストとしての成長ぶりも見せつけるパフォーマンスを披露した。

 アンコールでは、ヒット曲「OTW」を披露し笑顔でセットを終えたカリードの公演。今年20歳の誕生日を迎えたばかりのあどけなさと、「良い人」がにじみ出る人となり、そしてアーティストとしての成長を日本のファンに見せつけた。(フロントロウ編集部)

カリード
最新EP
『サンシティSuncity』
 
デビューアルバム
『アメリカン・ティーンAmerican Teen(ジャパン・バージョン)』発売中

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