新ミュージカル・ドラマ映画の『Vox Lux』は、ナタリー・ポートマン演じるセレステの歌手人生を追う。過去の悲惨な出来事をきっかけに歌手を目指すようになったセレステだが、彼女の過去には何があったのか? 昔のトラウマに悩まされながらも、そこまでして歌手を続ける理由とは?
『Vox Lux』はセレステの人生を描いただけの、単なるミュージカル映画ではない。そのストーリーの裏側には、銃乱射事件が頻発し深刻な社会問題となっているアメリカ、そして映画を見る世界中の全ての人に向けて、「ほんの小さな暴力だとしても、それが多くの子どもや人々に与える精神的トラウマは計り知れない」という社会的メッセージが込められている。
作品内で使われる楽曲「ラップド・アップ」を制作したのは、特徴的なヴィジュアルとその圧倒的歌唱力が人気のシンガー、シーア。
女優ナタリー・ポートマンとシーアのコラボによる貴重ソング「ラップド・アップ」は、12月14日にリリースされるサウンドトラックに収録される。そして今回公開された予告編動画では、その「ラップド・アップ」の音源とともに、主演ナタリー・ポートマンがステージ上で、レディー・ガガを彷彿とさせるようなきらびやかな衣装を身にまといながらパフォーマンスする姿を見ることができる。
ナタリー・ポートマンのほかにも、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のジュード・ロウも出演し、ラフィー・キャシディが一人二役に挑戦するなど、注目どころ満載の『Vox Lux』は、もうすぐ12月7日からアメリカで公開が開始。日本公開は未定。(フロントロウ編集部)