アメリカ発の人気ブランド、Marc Jacobs(マーク・ジェイコブス)が、価格を抑えた姉妹ブランドを新たに立ち上げることが明らかに。(フロントロウ編集部)

 シンガーのレディー・ガガマドンナなど多くのセレブに愛されるブランド、Marc Jacobsが、新CEOのエリック・マレシャルの主導のもと、2019年のプレ・フォール・コレクションからより消費者にとって求めやすい価格帯のアイテムを提供するブランド「The Marc Jacobs(ザ・マーク・ジェイコブス)」を新設することが米WWDのスクープにより明らかになった。

 同メディアは、独自に入手した、2019年春に正式発表予定の第1弾コレクションのキャンペーンイメージも公開。そこには、色違いのボーダーニットとルーズなシルエットのパンツ、ロングネックレスを着用した双子のようなモデルが映し出されている。

 米WWDの報道を受け、デザイナーのマーク・ジェイコブス本人がインスタグラムでコメント。

「あーあ、The Marc Jacobsのコレクションのキャンペーンイメージがリークしちゃったよ!」と、秘密にしていた新プロジェクトの情報が思いがけず洩れてしまったことを嘆きながらも、すでに完成しているアイテムや広告イメージにはとても満足していることを明かしたマークは、「4月には、ほかのキャンペーンイメージやビジュアルも公開するから楽しみにしていて!」とブランドのファンたちの期待を煽った。

 正確な価格帯やコレクションの全貌に関する情報は、春まで首を長くして待つしかないが、マークは新コレクションにかなり自信を持っている模様。同コレクションの一般発売は5月を予定している。

 Marc Jacobsは、2001年からセカンドラインとして、本ラインよりも低価格なMarc by Marc Jacobs(マーク・バイ・マーク・ジェイコブス)をスタートして人気を博していたが、同ブランドは2015年の秋冬コレクションをもって廃止に。以来、メインブランドに1本化していたが、今回、再度リーズナブルな価格帯の新ブランドを誕生させ、顧客層の拡大を目指すこととなる。(フロントロウ編集部)

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