トニー・スターク救済に手を貸したのは…
先日、予告編がついに公開され、内容が明らかになり始めた映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
そんな予告編冒頭で、ロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スターク(アイアンマン)は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の最凶の敵サノスの制裁により大ダメージを受け、「食料と水が4日前に底をつき」「明日にも酸素がなくなる」状況で、死を覚悟しながら宇宙に取り残された。
あてもなく宇宙を漂い、まさに絶体絶命の危機に陥っているトニー・スタークの状況を見て、ある機関が救いの手を差し伸べた。
宇宙でさまよい続け、自分がどこにいるかもわからないトニー・スタークを助けようと声を上げたのは、なんとアメリカ航空宇宙局のNASA。
予告編の見た多くのファンがNASAにたすけを求めたことから、NASAは公式ツイッターに、マーベルに宛てたメッセージを投稿。
「こんにちはマーベル、トニー・スタークのこと聞きました。知っている通り、まず初めにすべきことは、宇宙管制センターの『アベンジャーズ、緊急事態発生』を聞くことです。しかしながら、彼と会話できないのであれば、私たちの地上チームがすべての手段を使って空をスキャンし行方不明の男性を探知します」
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の予告編が公開されてから、ファンによるトニー・スタークの救出要請メッセージが殺到したことで、今回NASAがマーベルに救いの手をオファーした。
NASAのツイートのコメント欄には「お願いだからトニーを救ってください」「NASAがサノスをやっつけるぞ」というコメントが寄せられている。
ちなみに、マーベルに送ったNASAのツイートの写真をよく見てみると、写真の右奥に「熱整備運用及びリソース」(頭文字をとった略称「THOR」)というセクション付近に、アベンジャーズのメンバーであるソー(Thor)のかつての武器だったムジョルニアというハンマーのようなものが飾られているのが確認できる。
遊び心たっぷりなNASAの粋な計らいに、マーベルファンを大満足させた。(フロントロウ編集部)