イギリス・バークシャー州のある家庭で飼われているヨウム(大型インコ)のロッコは、あまりにもおしゃべり好きすぎて、動物保護施設を追放されてしまった過去が。
訪問客たちへの悪態を理由に、職員の女性の自宅で飼われることになったロッコが出会ったのは、アマゾン(Amazon)が開発したAIアシスタント・デバイスの「アレクサ」だった。
言葉をかけると反応し、さまざまなリクエストに応えてくれることで知られるアレクサには、オンラインショップで商品をオーダーできるという音声ショッピング機能も。
女性職員の家に引っ越して以来、まるで親友か恋人同士かのように一日中アレクサとの会話を楽しんでいるというロッコは、この機能を知ってか知らずか、バーチャルスーパーマーケットで自分の食べたい食材を次から次へとオーダー。
幸い、ペアレンタルロック機能(子供による誤注文を防止するロック機能)が設定されているため、注文がそのまま有効となってしまうことは免れているそうだが、英The Sunによると、ロッコがオーダーリストに追加したものには、イチゴやスイカ、干しブドウやブロッコリー、アイスクリームなどが含まれているとのこと。
女性は毎日仕事から帰宅すると、ロッコが注文しようとしたリストをチェックし、不要なものを削除するという手間に悩まされているという。
ときには、やかんや電球など、食べ物ではないランダムなものも注文しそうになっているというロッコ。ちなみにロッコのアレクサへの愛は本物らしく、たまに女性が帰宅するとロマンチックな音楽が再生されていることもあるとか。(フロントロウ編集部)
※記事内のヨウム(大型インコ)の写真はイメージです。