ブラッドとのハグを拒否した「最初の女性」!?
ディズニー映画『魔法にかけられて』などの出演作で知られるエイミー・アダムスが、新作映画『バイス(Vice)』の撮影中に同映画のプロデューサーを務めるブラッド・ピットがスタジオにやって来た時のエピソードについて、米人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live(ジミー・キンメル・ライブ)』で明かした。
「ブラッドが一度スタジオに訪ねてきたことがあったの。(事前に知らされていなかったけど)彼が来ることはすぐにわかったわ。(中略)だって、女性陣がみんなリップグロスをつけて、スタジオのなかをスキップするように歩いていたから」
ブラッドがやって来ると聞いて意気揚々としていた周りの女性たちと同じく、エミリーもブラッドと会うことを楽しみにしていたというが、この日、70歳の高齢女性を演じなければならなかったエイミーは、特殊メイクによってシワだらけの顔をしていたうえに、ファット・スーツ(※)を身に着けていたそうで…。
※役者などが太っているように見せるために身に着ける下着。
「突然、ブラッドが私の視界に入ってきたの。妄想では、ブラッドの動きがスローモーションになって、私は白のガウンを羽織って可愛らしい姿で彼と会う予定だったんだけど、現実は違ったわ。その日の私はファット・スーツを着ていたうえに、結膜炎だった。彼はとてもスウィートで、私に『また君に会えて嬉しいよ』といってハグをしようとしてくれたの。心の中で、『ああ、どうしよう。ブラッドとハグするのね』と思わず身構えたわ」
「でも、そこで気づいちゃったの。私は彼とハグできないって。私はその時結膜炎だったから。(必死で)『ダメよ!ダメ!!』って断ったわ。その瞬間、私は『ブラッド・ピットとのハグを拒んだ最初の女性』として歴史に名を刻んだ」
できることならブラッドとハグをしたかったが、結膜炎をうつしてしまってはいけないと思い、泣く泣く断念したことを明かしたエイミー。ちなみに、エイミーいわく、彼女から詳しい事情を説明されたブラッドは、とても感じよく理解を示してくれたという。
(フロントロウ編集部)