第76回ゴールデン・グローブ賞で映画の部ドラマ部門の最優秀作品賞を受賞した、ロックバンド、クイーンの伝記的映画『ボヘミアン・ラプソディ』。同作でボーカルのフレディ・マーキュリーを演じ、主演男優賞に輝いた俳優のラミ・マレックが、授賞式のステージ上で女優のニコール・キッドマンから、まるで空気のように扱われるという衝撃の場面があった。
あまりにも可哀そうだと世間の同情を買っているのが、最優秀作品賞の発表後、ラミが、プレゼンターとして登壇したニコールと挨拶を交わそうと試みるも、3回にわたって未遂に終わってしまったこのシーン。
Rami Malek trying to talk to Nicole Kidman is like me trying to talk to my crush #goldenglobes pic.twitter.com/WYS4fs6zTd
— Abby Cadabby (@1AbbyRoad) 2019年1月7日
監督ら制作陣に続き、ニコールに少しずつ歩み寄り、握手もしくはハグのチャンスを狙うも、そんなラミの存在に気づかなかったのかニコールはラミを完全スルー。ラミは、気まずそうな表情を浮かべつつ、最後にはニコールの腰のあたりに軽く手を触れてアピールしていたが、彼の想いはニコールに届くことはなかった…。
主演男優賞の感動的なスピーチが称賛を呼び、プレスルームではクイーンのメンバーに囲まれてまるで我が子を称えるかのように手厚く受賞を祝福されるなど、この日、大注目を集めたラミ。
同アワードの2日前に行われたオーストラリア・アカデミー賞のレッドカーペットでは、ニコールとのツーショット写真を撮影することに成功しており、ニコールがラミを認識していないということは無いはずなのだが、今回はどうもタイミングがうまくいかなかったよう。(フロントロウ編集部)