昨年も『オーシャンズ8』での演技が称賛を浴びた女優アン・ハサウェイ。そんな彼女が、ただいま製作進行中の映画『The Witches(ザ・ウィッチズ)』で悪役を演じることが決定した。
原作は、7歳の男の子が大好きな祖母と一緒に魔女と戦かっていくというストーリーの児童書『魔女がいっぱい!』。世界中で愛される児童書作家ロアルド・ダールが1983年に発表した作品で、過去にも映画、オペラやミュージカルなど様々なかたちでリメイクされてきた人気作。
『チャーリーとチョコレート工場』の原作者でもあるロアルド・ダールの作品は、イギリスらしくブラックユーモア全開で、児童書だけれど大人も楽しめる作品であることが特徴。
1990年に映画化された『ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!』ではコメディ要素もある出来上がりだったけれど、今作は監督を務める『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキスによって、より原作に近いものに仕上げられるという。
この作品のなかでアンが演じるのは、少年の敵である魔女。『ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!』では、魔女役アンジェリカ・ヒューストンの印象的なメイクや様々な特殊メイクが話題になった。
『プリティ・プリンセス』では王女役、『ダークナイト ライジング』ではヒロイン・キャットウーマンなど様々な役を演じてきたアンだけれど、完璧な悪役を演じるのはこれが初めて。
アンがどのような魔女の姿でスクリーンに現れるのか、期待が高まる。(フロントロウ編集部)