ザック・エフロンが「超絶チャラ男」化した映画の「成人向け」予告編

ぶっ飛びすぎな放浪者をマシューが熱演

　映画『スプリング・ブレイカーズ』のハーモニー・コリン監督による映画『The Beach Bum（原題）』の最新予告編が公開された。

　マイアミビーチを舞台に、マシュー・マコノヒー演じる我が道を歩み自由奔放に暮らす主人公、放浪者ムーンドックの災難なストーリーを描く同作。

　ラッパーのスヌープ・ドッグやシンガーのジミー・バフェットをはじめ、アイラ・フィッシャー、マーティン・ローレンス、ジョナ・ヒル、そしてザック・エフロンといった豪華キャストが出演することでも話題に。

　そんな作品の最新予告編が公開された。この予告編は、放送禁止用語を含む言語が予告編を通して流れ、ドラッグやアルコール、ヌードや過激な性的描写もあるため、成人向けのR指定であるレッドバンド・トレーラーとして公開されている。

　奇抜な服に身を包み、強烈なインパクトを放つチャラおじさんに大変身したマシューや、髭にボーダー上に剃り込みが入った超絶チャラ男に扮したザックの姿が撮影中から話題になっていた同作。

　詩人であるムーンドッグの破滅的な生活が描かれるストーリーということしかわからなかった同作だが、どうやら最新予告編で波乱万丈なムーンドッグが小説家を目指すであろうことが明かされた。

　そんな映画『The Beach Bum（原題）』は、話題作を数多く世に送り出している配給会社であるNEONによる最新作というのも、映画ファンとしては興味深いところ。

　NEONは、アカデミー賞にノミネートされた映画『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』や、アメリカの社会問題を反映させたミュージカル映画として物議を醸した映画『Vox Lux』などを送り出している新鋭の映画制作・配給会社。

　キャストからストーリー、制作陣まで、話題性に申し分なしの映画『The BeachBum』は、3月29日に全米公開予定。日本公開についてはまだ明らかになっていない。

（フロントロウ編集部）