映画『アラジン』がもうすぐ公開のウィル・スミスの妻で、自身も女優のジェイダ・ピンケット・スミス。息子ジェイデンと娘ウィロウも俳優やシンガーとして活躍している。
個々が活躍するスミス家だが、スミス夫妻はたまに「放任主義では?」と言われるほど、子供の自立と個人の尊重を大切にした教育でも知られている。
そんな一家の母であるジェイドは先日、サンダンス国際映画祭のトークイベントに登場。ジェイドは自身の子育てについても触れ、2人の子育て中にやってよかったと思うことを明かした。
やらせて正解だったこととは、早くから慈善活動に参加させること。ジェイドは「子供たちが5歳のころから孤児院やホームレスシェルターに行かせたの」と明かし、「子供たちに、きらびやかな世界のほかに深い世界があることを見せられた。自分たちはとても恵まれているから、世界に対してどう貢献していけるのかを、ふたりが理解できるようになることが私たち夫婦にとって重要だったの」と、自分たちが教えたかったことが伝えられたと語った。
そんな教育を受けたジェイデンとウィロウは、個性的なファッションで人気のファッションアイコンだけれど、プエルトリコでハリケーンによる被害が出たときには、2人で自分たちの服を売って売り上げを全額寄付したり、環境保全活動で自ら木を植える活動に参加するなどしており、しっかりと親の思いを受け継いでいる。
5歳のころからチャリティー活動に参加していたのには驚きだけれど、ふたりは10代で各純資産5億円を超えるほどのサラブレッド。金銭トラブルも多いハリウッドでは、スミス家の価値観は貴重かも?(フロントロウ編集部)