『ティファニーで朝食を』/ホリー役
『ティファニーで朝食を』でホリーを演じたのは、言わずと知れた大女優オードリー・ヘップバーン。しかし、じつは原作者のトルーマン・カポーティはマリリン・モンローにホリーを演じてもらえるならと、映画化を許可していた。一説によるとトールマンはオードリーのことを好きじゃなかったのだとか。
『007 カジノ・ロワイヤル』/ジェームス・ボンド役
ダニエル・クレイグが6代目を務めたジェームス・ボンド。じつはヒュー・ジャックマンに直接オファーがあったことを、ヒュー本人が豪番組『Channel TEN』で明かしている。しかしヒューは『X-MEN2』の撮影中だったため断念。その後、スケジュールが合うならやりたいとも語っている。
『チャーリーズ・エンジェル』/アレックス役
中国系アメリカ人であるルーシー・リューが演じたこの役をオファーされていたのは、アンジェリーナ・ジョリー。米SHAPEによると、70年代にテレビドラマとして放映されていたこのシリーズが好きではなかったため断ったという。
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』/クリスチャン・グレイ役
この役をオファーされていたのは、ライアンゴズリングとロバート・パティンソン。しかしライアンはこの役に興味がなく、ロバートは働きすぎで疲れていたため断ったと英The Sunday Mirrorに語った。ちなみに原作ファンの中ではマット・ボマーが大人気で、オンラインサイトにマット・ボマーを主演にしてくださいと懇願する投票ができるほどだった。
『ラ・ラ・ランド』/セブ役
『ラ・ラ・ランド』監督の前作『パッション』の主役で、撮影中に監督からこの作品にも誘われていたのがマイルズ・テラー。しかしある日突然エージェントからマイルズに電話がきて、監督が「マイルズのクリエイティビティは十分じゃない」と言ってマイルズ抜きで話を進めていることを知らされたと、米Esquireに話した。しかしその後米Hollywood Reporterが、マイルズ側も約4億5千万円の出演料では足りないと言ったと報じ、ドロ沼な展開に。
『ラ・ラ・ランド』/ミア役
エマ・ストーンがアカデミー主演女優賞を得たこの役を、最初にオファーされていたのはエマ・ワトソン。しかし『美女と野獣』の撮影中で忙しく断念したと米Entertainment Weeklyに語っている。
『ゴーストバスターズ』/主役4キャストの1人
『ゴーストバスターズ』を女性キャストで新しく作り直したこの作品のオファーをもらっていたのは、エマ・ストーン。しかし『スパイダーマン』シリーズを終えたばかりで、シリーズ作品に出演することは責任が大きくて不安だったと 米The Wall Street Journalに語っている。
『ハリー・ポッターと賢者の石』/ダンブルドア校長役
『ハリー・ポッターと賢者の石』にダンブルドア役で出演依頼をされていたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』でガンダルフを演じたイアン・マッケラン。しかし同じくオファーされ、最終的にダンブルドアを演じた俳優のリチャード・ハリスが自分のことを嫌っているのを知っており、役の奪い合いはしたくないと断ったことを英BBCに明かしている。
『アイアンマン2』/ブラック・ウィドウ役
スカーレット・ヨハンソンが演じたこの役を断ったのは、エミリー・ブラント。他の撮影と時期がかぶり、断ったそう。しかし彼女のポリシーとして、オファーを断ったものについて話すのは、その役を演じた俳優に失礼だからとあまり話したくないと、米Vultureのインタビューで語った。
どの作品も大ヒットしたものだけにファンも多いはず。この俳優だったらどんな作品になっていたんだろう、なんて考えるもの楽しみ方のひとつかも。(フロントロウ編集部)