売り出し中の家の内部に全米が騒然
米ペンシルバニア州のフィラデルフィア郊外の閑静な住宅街で売りに出された豪邸のなかにある“アレ専用”の部屋が、全米を騒然とさせている。
それがこのSM愛好家向けの「セックス部屋」。ぱっと見普通の家具に見えるが、よく見ると部屋のいたるところにSMプレイで使用される見たこともないような道具や装置が…。
部屋の色調こそ違うが、雰囲気はSMを題材にして社会現象を巻き起こしたR指定映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』に出てきた「プレイルーム」そのもの。
ベッドルームが5室にバスルームが2.5室あるこの豪邸には、一応、普通の部屋もちゃんとあり、5つあるベッドルームのうちの1つが、こうした特殊な造りになっているよう。
この部屋が一体どういった経緯で作られ、実際に使われていたのかどうかさえもわかっていないが、少なくとも家の売却を一任された不動産会社の担当者は、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』に便乗する気満々のようで、この家に「フィフティ・シェイズ・オブ・メープル・グレン」という名前をつけて売り出している。
ちなみに、この家の話は映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のもととなった同名小説の作者E・L・ジェイムズの耳にも届いたらしく、ジェイムズ氏は早速ツイッターを通じて担当者に「(写真に写っている)家具付きで売られているの…?#友達のために聞いただけ」と質問。
Is it sold fully furnished...? #AskingForAFriend
— E L James (@E_L_James) February 8, 2019
この家自体は『フィフティ・シェイズ』シリーズとは完全に無関係だが、SNSなどで予想以上の反響があったことで、SMファンタジーの火付け役となったジェイムズ氏の目にとまり、お墨付きを得た。(フロントロウ編集部)