マイリーの相手はリアムじゃなかった?
2018年末に約10年の恋愛を実らせ、ついに結婚したマイリー・サイラスとリアム・ヘムズワース。
マイリーとリアムが出会うきっかけとなった2010年の映画『ラスト・ソング』について、衝撃の裏話をリアムが米番組『TODAY』に明かした。
恋愛映画『ラスト・ソング』は、オーストラリア出身のリアムが初めて出演したハリウッド映画であり、キャリアの転機を迎えた作品。
もともとリアムは、同じ時期にオーディションが行われていたMCU映画の『マイティ・ソー』のソー役がほぼ確定していたのだが、もう少しのところで同役を獲得できず、ご存知の通り、ソー役はリアムの兄クリス・ヘムズワースが勝ち取った。
リアムがソー役に落ちたことで、オーディションを受けることになった『ラスト・ソング』で、リアムはマイリー演じる主人公ロニーのロマンス相手であるウィル役を好演。
しかし、この映画の制作当初は、リアムがウィル役ではなかったことを本人が明かした。
「(『ラスト・ソング』は)アメリカで初めて決まった作品だった。しかもその時ビザの滞在期限ギリギリで、元々違う人がキャスティングされていたんだけど、彼とは上手くいかなかったらしく、(それを知った)事務所から『今すぐディズニー(※)に行くぞ。他の役者がダメだったからもう一度マイリーと台本読みをする』と連絡がきた。それで現場に行ったらみんなから拍手されて『最初から君にしておけばよかったよ!』って言われたよ」
※同作の制作会社の親会社はウォルト・ディズニー・スタジオ
当初のキャストでは上手くいかなかったために、2度目のオーディションで再びマイリーと台本を読み直してウィル役を獲得したという、まさかの経緯を明かした。
その時の様子をマイリーは2009年に振り返っており、「2度目のオーディションで、私たちの化学反応はすぐに起こった。彼が扉を開けてお互いを見た瞬間に目が輝いたの」と、米Seventeenのインタビューで答えていた。
もし『ラスト・ソング』のキャスティングに問題がなければ、マイリーとリアムは共演することもなく、リアムの『マイティ・ソー』のオーディションが順調に進んでいたら出会うこともなかったかもしれない2人。
リアムが大役を兄に取られ、出演するはずではなかった映画に出演したことがすべての始まりだという、まるで運命に導かれたような2人の出会いに、リアムは「10年後に結婚するなんてびっくりだよ。素晴らしい人と一緒になれて幸運で幸せに感じる」と、感慨深い表情で振り返った。(フロントロウ編集部)