魔法ワールドで“あの人”の名前を出すと…
アメリカのユニバーサル・スタジオにある『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』の世界観が味わえる魔法ワールドエリア、ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターでは、魔法界に遊びに来たゲストたちが世界観に浸れるために、従業員が学ぶルールがある。
![画像1: 魔法ワールドで“あの人”の名前を出すと…](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2019/03/04/f81b1b03b585c713de109245659deb1ba4fb0287_xlarge.jpg)
そのルールのひとつとして、ゲストが“禁句”を言ってしまった時に答えるべき模範解答が存在すると、従業員が米Mel Magazineに明かした。
『ハリー・ポッター』の世界で言ってはいけない禁句といえば、そう、例のあの人と呼ばれることも多い、ハリー・ポッター最大の敵ヴォルデモート卿のこと。
![画像2: 魔法ワールドで“あの人”の名前を出すと…](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2019/03/04/8af28a15b3c2cf897eb26a99ccf7074545739fb1_xlarge.jpg)
従業員はエリア内でゲストに「ヴォルデモート卿はどこ?」と聞かれた時、まず怖がる素振りをしてゲストに名前を言ってはいけないことを伝えなければいけない。
そして、名前の人物は「名前を言ってはいけないあの人」と呼ばなくてはいけないことを教え、従業員はどうにかしてその会話を終わらせなければいけないという。
ちなみに、こうしたエリア内のルールやマニュアルは、映画の配給会社ワーナー・ブラザースと『ハリー・ポッター』の原作者であるJ.K.ローリングが直々に作っており、パフォーマンスをする従業員にはイギリス英語を話すための特別なカリキュラムも存在するらしい。(フロントロウ編集部)