履歴書の「中身」で勝負
欧米を中心に人気の出会い系アプリ「Tinder(ティンダー)」で、姉の結婚式に一緒に出席してくれる男性を募った米サウスカロライナ州在住の女性、レイニー。そんな彼女のことを一目見て気に入り、志願してきた若者ネイトがレイニーに送った「履歴書」の内容が称賛されまくっている。
レイニーによると、Tinderのプロフィールを見て連絡してきたネイトに冗談交じりに「ちゃんとした履歴書を今から2時間以内に送ってほしい」と返したところ、レイニーの言葉を真剣に受け止めたネイトから「わかった」という返事が。
ならばと、彼が「なぜレイニーのデートの相手としてふさわしいのか」がわかるようなものがいいと、具体的な内容を提示した結果…。
なんと数時間後、ネイトから本当に履歴書が送られてきた。
でも、普通の履歴書とは違って“職歴”にあたる欄には、「過去に何度か結婚式に出席したことがある」「姉の結婚式でベストマンを務めたことがある」など、結婚式に限定した経歴が書かれており、自身の「能力・特性」をアピールする欄には、「パーティーが好き」「とても礼儀正しい」「ユーモアがある」「そのへんの馬鹿な奴らと違って普通の人間」といった、デート相手を選ぶ際の重要な判断材料となる説明書きがされていた。
履歴書に書いてあった通り、“ユーモア”にあふれた内容にたいそう感心したレイニーは、ネイトと実際に会ってみることに。あの履歴書は実際の就職活動ではアウトかもしれないが、出会いの場においては効果てきめんだったようで、見事に相手の心をつかむことに成功した。
ただし、レイニーとネイトはその後何度かデートを重ねるも、お互いに「今はカジュアルな付き合いのほうがいい」という意見で一致したため、結局ネイトはレイニーの姉の結婚式には出席しなかったそうだ。(フロントロウ編集部)