メーガン妃が倒産の危機に直面していたあるブランドを救っていたことが明らかに。親友スタイリストが明かした、メーガン妃の影響力とは? (フロントロウ編集部)
メーガン妃の親友がインタビューに登場
メーガン妃がドラマ『スーツ/SUITS』に出演していた女優時代からの親友で、ヘンリー王子とのロイヤル・ウェディングでのスタイリングを手伝ったり、2月に米・ニューヨークで行なわれたベビーシャワーに参加したりと、メーガン妃の人生における一大イベントには必ず関わっているスタイリストのジェシカ・マロニー。
カナダを拠点に活動している彼女は、国内ではスタイリストのほかにもブランド・コンサルタントやブライダル・アドバイザー、テレビ番組のファッション・コメンテーターなど多岐にわたって活躍している。
カナダ国外では“メーガン妃の親友”としての知名度のほうが高いジェシカだが、カナダのファッション業界においては、彼女を知らない人はいないほどの権力と影響力を持つ存在。
そんなジェシカが、米Harper’s Bazzarに登場し、インタビューに答えた。
メーガン妃についての話題を振られると、「誰にでも、人生のうち、ほんの少しのプライバシーを尊重される権利があります。私にも自分の胸の中だけに大切にしまっておきたい事がある。誰にも話さないと決めていることだってあります」と、イギリス王室の一員となってから、すべてが公となってしまうメーガン妃の親友らしいかわし方を見せたジェシカ。
メーガン妃のおかげで倒産を回避
しかし、そんな彼女が、メーガン妃について1つだけ明かしたことがある。
それが、カナダをベースに展開するあるファッションブランドが、メーガン妃の経済効果によって倒産の危機から救われたというエピソード。
ジェシカは、アルベルタ州を拠点とするラグジュアリーブランド、ノニー(Nonie)が、メーガン妃が同ブランドの1着を着用したことにより、傾きかけていた経営から立ち直ることができたと明かした。
ノニーを救うこととなったのは、メーガン妃が2018年の7月に行なわれた、故ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領の生誕100周年記念展覧会で着用した淡いヌードピンクのノースリーブのトレンチコート風ワンピース。
このワンピースはこの日のために新しく取り寄せられたものではなく、メーガン妃が結婚前、カナダで『スーツ/SUITS』の撮影をしていた際に入手したもの。
メーガン妃が自宅クローゼットから選んだこの1着は、爽やかで清潔感がありながら、女性らしさとエレガントさを兼ね備えていると大評判に。
ノニーには、メーガン妃と同じワンピースが欲しいと世界中の女性たちから注文が殺到した。
メーガン妃が自身のブランドのワンピースを着用したことについて、当時、ノニーの創設者兼デザイナーであるニーナ・カーレイは「メーガン妃が私がデザインした洋服を着てくれるなんて、まるで夢が叶ったようです。メーガン妃が支持してくれたことにより、私のブランドだけでなくカナダを拠点に活動するデザイナーたちにも注目が集まることを嬉しく思います」と米In Styleにコメントしていた。
メーガン妃にノニーを紹介したのは、おそらく同ブランドの顧客に名を連ねているジェシカ。
ジェシカはHarper’s Bazzarとのインタビューの中で、「デザイナーという仕事はなかなか難しいものなんです。とくにカナダのデザイナーたちは非常に苦労しています。そんな中、ときには、たった1度のチャンスが人生を大きく変えることだってある。知名度のあるセレブに商品を着用してもらうことは、ブランドを成功させるうえで非常に効果的です。新しいビジネスの作り方と言えるでしょう」とコメント。世界的ファッションアイコンとなったメーガン妃には、ブランドの運命をも左右する大きな経済効果があることを示唆した。
メーガン妃は、ノニー以外にもカナダ発のブランドの洋服を頻繁に身に着けており、その背景には、カナダのファッション業界を盛り上げようとする親友ジェシカの思惑が秘められていたようだ。(フロントロウ編集部)※記事内の誤植を修正しました。