「青い肌」のクリー人役なのに…
全米公開から2週間足らずで全世界興行収入が約836億円(7億6,000万ドル)を突破し、飛ぶ鳥を落とす勢いで大ヒット記録を更新しているマーベルMCU映画『キャプテン・マーベル』。
3月15日についに日本公開を迎えた『キャプテン・マーベル』で、主人公のブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベルは、もともとは人間だったが、ある事件をきっかけに青い肌を持つクリー人に蘇生され、クリー帝国のヒーロー集団スターフォースに所属する。
クリー人といえば、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で登場したリー・ペイス演じるロナンほか、スターフォースのメンバー、ジェンマ・チャン演じるミン・エルヴァ、ルーン・タムティ演じるブロン・チャー、アルゲニス・ペレス・ソト演じるアット・ラスのように肌がブルーなのが特徴。
しかし、クリー人のはずのジュード・ロウ演じるスターフォースの司令官は、人間の血が混ざるキャプテン・マーベルと同じ肌色をしている。
肌がブルーではない理由は?
ジュード演じる司令官がクリー人らしからぬ肌色をしているのには、本編では語られなかった驚きの秘密があった。
その秘密とは、クリー人には青い肌とピンクの肌の人種が存在するということ。
原作コミックによると、様々な惑星を侵略するクリー人は領土を拡大していくうちに、様々な人種の血が混ざったことでピンク色の肌を持つクリー人が誕生したという。
いわゆるピンク・クリーと呼ばれるクリー人は、いずれ青い肌のクリー人の人口を超えるとも言われているほど、急激に人口を増やしている。
そのため、映画でジュードが演じる司令官の肌がブルーではないのは彼がピンク・クリーだから。
ちなみに、ネタバレになってしまうので名前は言えないが、映画『キャプテン・マーベル』では、もう1人ピンク・クリーと思われるキャラクターが登場する。(フロントロウ編集部)