現代映画において欠かせないのが、コンピューターやデジタルカメラを使って映像を加工するVFX(Visual Effects)やCG(Computer Graphics)といった特殊効果。
ファンタジー作品やヒーロー映画だけでなく、アクション映画やホラー映画などにも幅広く活用されている特殊効果だけれど、撮影風景は一体どうなっている?
VFXやCGIを使ったシーンの撮影風景としてお馴染みなのが、役者たちが合成用の緑色の背景をバックに熱演するメイキング写真や動画。
『スーパーマン リターンズ』(2006年)の撮影風景。
「こうなっていたのか! 」と思わず感心しつつ、なんとも言えないシュールさにクスりときてしまう、名作映画の加工前&加工後や撮影の舞台裏などを集めたインスタグラムアカウント、Movies Effects(ムービーズ・エフェクツ)がフォロワー数を伸ばしている。
同アカウントで紹介された、名作映画のビフォー&アフターをピックアップして紹介。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年)
『アベンジャーズ』(2012年)
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006年)
『スーサイド・スクワッド』(2016年)
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年)
『アイ・アム・レジェンド』(2007年)
『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)
『マトリックス レボリューションズ』(2003年)
『美女と野獣』(2016年)
『ジャングル・ブック』(2016年)
『エクリプス/トワイライト・サーガ』(2010年)
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)
一部では、これらのビフォー&アフターは「夢を壊す」との意見もあるけれど、実際には何もない場所でダミーの動物やキャラクターを相手に白熱した演技を見せる俳優・女優たちの熱演ぶりには脱帽。さらに、コンピューター技術を使って、美しい景色や架空のキャラクターに息を吹き込む職人たちの腕前にも「やっぱり映画ってすごい!」と感動させられる。(フロントロウ編集部)