オバマ元大統領が、恋愛に悩む部下に贈ったアドバイスが深い! (フロントロウ編集部)

 自身が実習生として働いていた法律事務所の指導係だったミシェル夫人と恋に落ち、約3年間の交際期間を経てゴールインして以来、今年で結婚27周年目を迎えるバラク・オバマ元アメリカ大統領。

 在任中から数々の名言を残し、アメリカ国民のみならず世界中の人々に感銘を与えてきた彼が、“恋愛アドバイザー”として、ある側近の人物に、幸せな結婚生活を送るために考慮すべき事柄を指南していた。

画像: オバマ元大統領が説く、幸せな結婚のために問うべき「3つの質問」

 オバマ元大統領の在任中に首席報道官を務めていたダン・ファイファー氏は、著書『イエス、ウィー・(スティル)・キャン<Yes We (Still) Can>』の中で、当時、現夫人との結婚について悩んでいた彼にオバマ元大統領が授けてくれた納得のアドバイスを紹介。

 それは、結婚を考えている相手が、自分にとって生涯幸せな結婚生活を送れる相手かどうかを見極める「3つの質問」だった。

 オバマ元大統領がファイファー氏に語ったのは、こんな内容。


<1> 彼女は(彼は)面白い/興味深い人か?

「これからキミは、将来の伴侶となる相手とこの先の人生を共にすることになる。誰よりも多くの時間を過ごす相手になるんだ。そんなとき、自分がいつもちゃんとその相手の話を聞く気になれるかというのは、何よりも重要となる。」


<2>彼女は(彼は)キミを笑わせてくれるか?

「人生は長い。長期間におよぶ関係において、これはとても大切なことの1つだ」


<3>彼女は(彼は)良い母親(父親)になれそうか?

「キミが将来子供を持つことを望んでいるかどうかは知らないが、もしそうだとしたら、これも重要だ」

 これらの質問に「僕の恋人はとても面白くて、僕よりもずっとユーモアのセンスがあって、素晴らしい母親になると思いますと答えたファイファー氏に対し、オバマ元大統領は「どうやら彼女が“運命の相手”のようだね。キミはラッキーな男だ」と微笑んだそう。それから1年後、ハイファー氏は現夫人と晴れて婚約することとなった。

 妻であるミシェル夫人を「親友」と呼び、1人の女性として、母として、人間としてリスペクトし続けているオバマ元大統領。2人の円満な関係を見ていると、彼が挙げた3つの質問が、生涯の伴侶を見つけるうえで、どんなに大切なものであるかということが分かる。

 これから結婚を予定している人はもちろん、すでに結婚生活を送っているものの、夫婦間の悩みを抱えている人は、オバマ元大統領のアドバイスを参考に初心に立ち返ってみては?(フロントロウ編集部)

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