4月に来日が決まっている人気シンガーで俳優のトロイ・シヴァン。トロイといえば彼の音楽だけでなく、整った顔立ちでも知られており、最近では雑誌VOGUEで自身のメイク動画を公開して話題となった。
そんな彼が、人気コスメブランドGlossierの派生ブランドGlossier Playの広告塔に大抜擢。同ブランドの公式SNSとトロイ自身がその写真をシェアした。
ブランドGlossierのPlayシリーズは、「お出かけするうえでの一番の楽しみは“準備すること”」というコンセプトのもと、煌めくリップグロスやジェルタイプのグリッターなど、触るだけでワクワクするような商品を販売している。
広告モデルとなったトロイもラメの入ったアイライナーやツヤのあるリップをまとい、スーパーモデルさながらの表情を披露。
.@glossier @glossier @glossier #glossierplay!! proud to launch our campaign today photos by @CharlottemWales pic.twitter.com/s5ba1pYv8X
— troye (@troyesivan) March 4, 2019
美は性別を超える
コスメブランドの広告モデルといえば、いままで女性ばかりが起用されてきたけれど、現在ではトロイが今回起用されたように、多様性が生まれつつある。2016年には、当時17歳だった男性メイクアップアーティストのジェームス・チャールズがコスメブランドCOVERGIRL (カバーガール)の広告塔に抜擢され、話題を呼んだ。
それからというもの、男性メイクアップアーティストとコスメブランドのコラボや、女性以外の広告モデルの起用が増えている。
シンガーや俳優として人気を集めつつ、今回はコスメブランドの広告塔を務め、いろいろな業界で活躍をみせるトロイ。メイクがジェンダーレスになる時代になるまでには時間が必要そうだけれど、彼らの勇気ある行動は、さらなる多様性が生まれる時代への大きな一歩に違いない。