MCU映画の主軸となっていた『アベンジャーズ』シリーズが映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開したことでついに終わりを迎えた。次のフェイズに進む今後のMCUはどうなるの? 現段階で公開することが決まっている作品をご紹介。(フロントロウ編集部)

2019年7月5日(日本:2019年夏)
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』

 トム・ホランド演じるスパイダーマン主演の映画『スパイダーマン:ホームカミング』の続編。『アベンジャーズ/エンドゲーム』が大きく影響するストーリーになるという『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、予告編が公開されている。

画像: 2019年7月5日(日本:2019年夏) 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』

2020年5月1日全米公開予定
『ブラック・ウィドウ/Black Widow(仮)』

 『アイアンマン2』からMCU映画に出演しているスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの単独映画。

 『アイアンマン』より数年前の2005年から2006年が舞台ということから、スパイとして育てられたブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)がどのようにしてヒーローに変身したのかが描かれるだろうと推測されている。脚本家と監督に女性が起用されることでも注目を浴びている。2019年6月に制作がスタートするというウワサ。

画像: 2020年5月1日全米公開予定 『ブラック・ウィドウ/Black Widow(仮)』

2020年11月?
『エターナルズ(Eternals)』

 新キャラとしてMCUに加入するエターナルズ。イカリス、セルシー、ズラス、アジャク、マッカリなどのメンバーからなる、不死身に近い生命力を持つ超人種族。

 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に登場したエゴもその1人に分類されるセレスシャルズによって生み出された種族で、『アベンジャーズ』シリーズの悪役サノスが、エターナルズの1人として数えられる。
 主人公に同性愛者を起用するかもしれないというウワサや、アンジェリーナ・ジョリーの出演が囁かれるなど、今後のMCUの可能性を広げる重要な作品になることは間違いない。

 制作は2019年9月からイギリスで始まると言われ、2020年11月6日の公開枠を埋める予定。

画像1: www.marvel.com
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2021年2月全米公開?
『ブラックパンサー2(仮)』

 2018年に公開され、アカデミー賞作品賞にノミネートされる歴史的快挙を成し遂げた『ブラックパンサー』の続編。前作で脚本・監督を務めたライアン・クーグラーが続投する。詳細はまだ明かされていないが、2021年2月21日の全米公開に向けて制作を進めているとウワサされている。

画像: 2021年2月全米公開? 『ブラックパンサー2(仮)』

2021年5月全米公開予定
『ドクター・ストレンジ2(仮)』

 2016年に公開された『ドクター・ストレンジ』の続編。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』でキーパーソンを演じたドクター・ストレンジがどのように描かれるのか、可能性は無限にあると言われている。

 そんな同作は、2020年春頃に撮影が始まる予定で、主人公のドクター・ストレンジ役を演じるベネディクト・カンバーバッチの続投が決まっている。

画像: 2021年5月全米公開予定 『ドクター・ストレンジ2(仮)』

公開時期未定
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』

 2020年の公開に向けて、2018年内にも撮影が始まる予定だった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』3作目は、ジェームズ・ガン監督が約8ヵ月間ディズニーに解雇された一連の騒動のため、公開日は延期になると見られている。

 3月に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』でメガホンを取るために再雇用されたジェームズは、今後のMCUを牽引していく重要な存在になるだろう。

画像: 公開時期未定 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』

公開時期未定
『シャン・チー』

 初のアジア人ヒーローとして登場するシャン・チーは、スーパーパワーをかねそなえているわけではないが、カンフーの腕前は達人並み。コミックではアベンジャーズの一員として活躍していたこともある。

 同作は、映画業界からの評価が高い『ブラックパンサー』と同じように、アジア文化/アジアンアメリカンの文化を投影する作品として描かれる。脚本を担当するのは、中国系アメリカ人のデイヴ・カラハム。

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(フロントロウ編集部)

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