ケイト・モスもサプライズゲストとして来場
ソウルファッショウィーク中の2019年3月22日に韓国・ソウルで行なわれた「メトロシティ(METROCITY)」の2019年秋冬コレクションショー。会場は、韓国人なら誰もが結婚式を挙げたい場所と言われるほど多くの人が憧れる会場、THE RAUM。メトロシティはこの日、会場を貸し切ってファッションショーとスペシャルなパーティを開催。
今回メトロシティの2019年秋冬コレクションのコンセプトとなったのは、「I AM WHO I AM」というメッセージ。ファッションショーの会場に一歩踏み入れると、辺りは真っ赤。これは、メトロシティの新しいシグネチャーカラーのトゥルーレッドで、いたる所にこのトゥルーレッドの要素が取り入れられた。
そして続々と客席に人が集まりはじめ、ショーがスタートする数分前、メトロシティのアンバサダーを務めるスーパーモデルのケイト・モスが登場。ケイトの登場にどよめきが起こり、会場に集まった全員の視線がケイトに注がれた。
ケイト・モスがフロントロウに着席した後、生演奏が始まると同時にファッションショーが幕を開け、ファーストルックでは、メトロシティの新しいシグネチャーカラーであるトゥルーレッドのルックでスタート。
コレクションのコンセプトは、ありのままの自分を愛する「I AM WHO I AM」
マニッシュなパンツスーツにフェミニンなバッグやアクセサリーをミックスさせたスタイルや、ワントーンでコーディネートしながら素材で立体感を出した、モダンなスタイルが並んだ。
今シーズンのメインカラーとなるデニムブルーやメタリックカラーが用いられたルックも登場。オーバーサイズのアイテムや、スーパーロングスリーブ、マキシ丈のアイテムなど、ラグジュアリーなスタイルにもストリートのテイストをミックスさせた斬新なスタイルも展開。
世界的に人気を博すメトロシティのバッグスタイルにも注目。ビッグサイズのクラッチバッグや、サイズ違いのバッグを2個持ちするスタイル、ミニバッグのショルダー部分を短くして着用するスタイルなど、様々なトレンドルックを提案。
メトロシティは、今回のショーで掲げられた「I AM WHO I AM」(ありのままの自分を愛すること、そしていつでもどこでも堂々として魅力的な『私』)というテーマを、ファッションで表現。どのルックも自由で枠にとらわれないスタイリッシュなデザインで飾り、フィナーレではモデルたちがトゥルーレッドカラーのバルーンを持ってランウェイを周り、歓声の中でショーは幕を閉じた。
アフターパーティーは、スペシャルライブとスタイリッシュなブースで大盛況に
ファッションショーが行なわれたあとは、同じ会場内の別フロアで完全招待制のアフターパーティーを開催。トップモデルのケイト・モスのフォトコールには、多くの報道陣が詰め寄せた。
アフターパーティーは、注目ラッパーのMommysonと、日本でも人気を博すSHINeeのテミンがソロコンサートを行なうと事前に告知されていたため、会場には抽選で選ばれたファンがずらり。そして滅多に見ることができない至近距離でそれぞれがファンの前でパフォーマンスを決行。
別会場では、メトロシティが運営するキュートなスイーツなどで人気のMeMeMiがケータリングを担当し、パーティーの雰囲気を盛り上げるように彩り鮮やかなフードが。
今回のメトロシティのショーでメイクアップを担当したのは、韓国の有名人が通うことで知られるJenny House。会場内のブースでは、Jenny Houseがショーモデルに使用したミニサイズのフェイスシールを使ったメイクが試せる特別な体験スペースも。さらに、キラキラと輝くエクステを体験できるブースなども設けられ、多くのファッショニスタで行列となり会場を盛り上げた。
そのほかにも、メトロシティのエコバッグやラゲージタグに、自分の名前やイニシャルを印字してくれるサービスが行なわれたり、インスタ映えするボールプールもあったりと、ショーが終わった後もアフターパーティーで思う存分楽しめる仕組みに。
ファッションショーからアフターパーティまで、大盛況で終わったメトロシティの2019年秋冬コレクション。春のソウルの夜を、世界中から集まった多くのファッショニスタとともに華やかに飾った。
メトロシティ公式オンラインショップ (www.metrocitymall.com)
(フロントロウ編集部)