ネタバレを阻止するため「ある言葉」を連呼
2018年公開のマーベル映画『ブラックパンサー』で、主人公のティ・チャラことをブラックパンサーを演じた俳優のチャドウィック・ボーズマンが編み出した、4月26日公開の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレを回避するための方法が、ある意味“斬新”だとファンのあいだで話題になっている。
チャドウィック演じるブラックパンサーは、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、最強の敵サノスの指パッチンによって“消滅”しており、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開を目前に先日解禁された、『アベンジャーズ』シリーズのメインキャラクターの「生死」を表現したポスターでも、「死」を意味するモノクロのポスターにその姿が描かれていた。
そのため前作で犠牲者となったブラックパンサー役のチャドウィックが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でどう関わっていくのかは不透明な状態(※)となっている。
※一応、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の出演者として名を連ねているが詳細は不明。
そんななか、つい先日米ラスベガスで開催されたシネマコン(CinemaCon)に出席したチャドウィックを、案の定、『アベンジャーズ/エンドゲーム』について何か聞き出そうと大勢の報道陣が待ち構えていたのだが…。
米Accessのインタビュアーから、世界中のファンが『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開を心待ちにしていることについて「どう思うか」と聞かれたチャドウィックは、「すごく最高なことだと思う」と軽く感想を言うと、続けて「でも、僕はもう死んでる。(But I'm dead)だから映画に関する質問には答えられない」と返答。
インタビュアーのほうも必死だったのか「ちょっとしたネタバレもだめ?」とお願いするも、チャドウィックの口から返ってきたのは「僕はもう死んでる(I'm dead)」というひと言のみ。「『ブラックパンサー』の続編についてはどう?」と質問されても、「僕はもう死んでる(I'm dead)」のいってんばりで、最終的にインタビュアーから「みんなあなたが死ぬことを望んでない!」とすがられるも、「でも、死んでるからしょうがない」と、前作で自身が演じるキャラクターが消滅したことを盾にネタバレを完全&完璧に阻止した。
(フロントロウ編集部)