出演者が振り返る「マーベル映画」とは
現地時間4月7日にロサンゼルスでMCU映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のグローバル・プレス・カンファレンスが行なわれた。
会場のステージには、同作に出演するメインキャストや監督のルッソ監督、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギが登場し、巨大シリーズに成長した作品についての思いを振り返った。
そんなプレス・カンファレンスでメインキャストが語った「マーベル映画」とは? その言葉に強い絆が感じられる。
ロバート・ダウニー・Jr.(アイアンマン)
「周りを見て、時間を重ねるごとに僕たちは親密になっていったと僕は思う。エンタメ業界の歴史を見返しても例がない関係を築けてよかったと僕は考えている」
クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)
「この映画に携わって、みんなから暖かいサポートと愛をもらってきた。この10年間で築いた友情やつながりがあったから、僕たちは本当に家族になったんだ」
クリス・ヘムズワース(ソー)
「映画に携わった人々のおかげでMCUは唯一無二なものになった。僕たちがMCUやキャラクターが持つ多くの可能性についてオープンなところも素晴しいことだと思う」
スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ)
「ファンの反応や応援のおかげで映画がここまで拡大していったわ。(中略)MCUは私の夢にも思わない域にまで到達しているし、誰もが想像できないところに向かっている」
マーク・ラファロ(ハルク)
「家族とは思わないね。だって僕たち相性はよくないもん(笑)。ウソウソ。本当に家族みたいに感じるよ。なんていうか、ずっとほしかった家族みたいな。(中略)MCUの仲間が一番近い存在に感じるし、友人として成長してほしいと思う」
ポール・ラッド(アントマン)
「僕みたいなのが急ピッチで進んでいる(MCUという)ところに加わるというのは、ザ・ビートルズとしばらくジャムしようよって言われるくらいのことなんだ。信じられない感覚さ。(MCUの偉大な俳優陣と共演できて)言葉にできないよ。こんな経験もう二度とできない」
ダナイ・グリラ(オコエ)
「(MCU)の一員になれたことは私にとって素晴らしい機会だったし、本当に光栄です。今日私がここにいられるのも、何年もの月日をかけて素晴らしい作品を作り上げてきたMCUシリーズの一員になれたから」
ブリー・ラーソン(キャプテン・マーベル)
「(MCUの撮影では)超巨大なセットや制作陣がいるなかで、なんだか子供の集団のような感覚にもなるの。私が夏休みにガレージで映画作りしていた頃のような、楽しみや協力し合う感覚があって、もちろんシリアスな部分もあるからそこはバランスをとらなきゃいけないけど、非現実という言葉でしか説明できない」
ドン・チードル(ウォーマシン)
「この作品を通して僕たちは素晴らしい時間を過ごした。ダウニー・ランチ(※ロバートが企画したランチ会)をしてみんなのことを知って、友達になって、そしてまた何年後に同じ場所に戻ってくる。また戻ってきた時には、子供が大学に行くとか、子供が生まれるとか、誰かと付き合った別れたとか、同じ人々が10年間もの時を一緒に経験した関係は本当に貴重」
(フロントロウ編集部)