最初の1時間で感極まって…
いよいよ公開が始まったマーベルMCU映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』にキャプテン・アメリカ役で出演する俳優のクリス・エヴァンスが、公開に先駆けて本作の上映時間3時間2分のうち最初の1時間だけ見せてもらった際、“感極まって3回も泣いてしまった”ことを米The Hollywood Reporterに明かした。
同インタビューで、冒頭1時間のみだが作品を見た感想を聞かれ「良かったよ。ものすごく良かった」と答えたクリスは、インタビュアーから「(“最初の1時間”とは)ずばりキャプテン・アメリカが死ぬシーンまで?」と聞き返されると、冗談まじりに「ああ、そうだよ。(ロバート・ダウニー・Jr演じるアイアンマンこと)トニー・スタークに僕が殺される場面まで。『こんなの見てられない』と言って見るのをやめた」と返答。
本作で契約満了=キャプテン・アメリカ役を卒業することをウワサされるクリスは、その後、話の流れで「マジで良かった。3回も号泣しちゃったよ」と明かし、最初の1時間で“泣ける”と豪語した。
そんなクリスに対し、インタビュアーが再び「泣いたのはキャップ(キャプテン・アメリカ)が死ぬから?」というキワどい質問をすると、茶目っ気たっぷりに「その通り。自分が死ぬところを見るのはツラいよ。(中略)最初に編集したバージョンでは3時間以上あったんだけど、そのうちの1時間くらいが僕の葬式のシーンなんだ」とジョークたっぷりに答え、ネタバレを誘導しようとするインタビュアーを上手いこと交わした。
ちなみに、先日米ロサンゼルスで開催された『アベンジャーズ/エンドゲーム』のワールドプレミアで初めて本編を最後まで鑑賞したクリスは、プレミア上映後のスペシャルトークセッションで「みんなはどうだったかわからないけど、僕は6回くらい泣いちゃった」と告白し、集まったファンをうるっとさせていた。(フロントロウ編集部)