「バタースキン」とは?
さらっとした肌ざわりのマットな肌やセミマットなど、ベースメイクにもいろいろあるけれど、新しいベースメイクのトレンドとして急上昇しているのは「バタースキン」。
「バタースキン」の特徴は、濃密なうるおいのあるなめらかな質感と、光を反射するような健康的な光沢感のある肌。
メイクアップアーティストのイザベラ・デ・ヴリースによると、「『バタースキン』は、普通肌、混合肌、乾燥肌と、どんな肌タイプにも合うわ。メイクテクで作りあげるのよ」と米メディアAllureにコメント。
トレンドのベースメイク「バタースキン」を作るには、アイテム選びと重ねづけが重要なポイントだという。イザベラが、「バタースキン」を作るテクを紹介。
「バタースキン」ベースメイクの作り方
「バタースキン」は、化粧下地やファンデーションに加えて、チークやハイライトもあわせて全体で肌のしっとりしたツヤ感を作ることが大切。
化粧下地(プライマー)は光沢感のあるタイプを使う
イザベラは、化粧下地には光沢感があるタイプをオススメ。ファンデーションの前に、化粧下地を頬や鼻すじ、顎などの顔の高い位置から塗りはじめて肌全体に塗り広げると、なめらかにベースが整うそう。
ファンデーションでも光沢感をプラス
ファンデーションはリキッドやクリームタイプのものを選び、化粧下地と同様に光沢感を演出するタイプを使うことは「バタースキン」作りではマストなのだそう。
イザベラは、「パール感のあるファンデーションを使うか、もしくはリキッドやクリームタイプのハイライターをファンデーションに混ぜて使うのも良いわよ」とアドバイス。
ファンデーションは、手で温めてから指で肌につけるとしっかりなじむという。
チークは必ずクリームタイプを使う
イザベラは、チークは、化粧下地やファンデーションとなじむクリームタイプを選び、ファンデーションと同様に指で肌となじませながらつける方法をオススメ。「すべてがクリーミーでうるおっているように見えるの」と話している。
ハイライトに、頬骨の上にバームをのせる
チークをなじませた後、イザベラは、うるおいやツヤを与えるしっとりしたテクスチャーのフェイス用バームを頬の上、まぶたに乗せる裏ワザを紹介。
さらに、仕上げにフェイスミストを顔全体に吹きかけると、しっとり濃密なうるおいとツヤのある「バタースキン」が完成。
「バタースキン」のメイクでは、パウダーを使っていいのは顔の輪郭部分だけなのだとか。健康的なツヤがフェスにもぴったりで、明るい日差しのなかでも映える「バタースキン」を試してみて。(フロントロウ編集部)