6月7日に全国公開される実写版ディズニー映画『アラジン』。大ヒットしたディズニーアニメーションの実写版とあって公開前から大注目の今作だけれど、なかでも全身真っ青になったウィル・スミスが演じるランプの魔人ジーニーは大きな話題になっている。
そんなジーニーは、アニメーション版で有名コメディアンのロビン・ウィリアムズが声優を務め、その面白さから大人気キャラクターとして仲間入りを果たした。ロビンによってキャラクターイメージが出来上がったジーニーを演じることにプレッシャーを感じていたというウィルは、ある撮影秘話をアメリカのトーク番組『サタデー・ナイト・ライブ(以下SNL)』で明かした。
ウィルは自身のインスタグラムでジーニーを2人並べた画像を公開し、ロビンを追悼した。
『アラジン』での有名シーンといえば、ジーニーの陽気なキャラクターが炸裂する音楽シーン。ジーニーがアラジンに自分の魔人としての素晴らしさを説明する楽曲「フレンド・ライク・ミー」は、映画を1度でも見たことのある人なら聞き覚えがあるはず。
ジーニーを演じたロビンが本領を発揮したこのシーンにウィルは苦戦したという。そこでウィルは、ブラックミュージック界で信頼の厚いアーティストのクエストラブとともに、軽快な曲調の「フレンド・ライク・ミー」に少しのヒップホップ調を加えてみることにしたそう。
ウィルをサポートしたクエストラブは、じつは「SNL」のレギュラーとしても活躍中。ウィルが番組内でそのエピソードを話し始めると、すかさずドラムを叩きはじめて…?
クエストラブがドラムビートでウィルをリードすると、話すように歌い始めたウィル。だんだんと乗ってきたウィルは身振り手振りを交えて、そこにジーニーがいるかのようにヒップホップな新「フレンド・ライク・ミー」を披露した。
ロビン版ジーニーの後を追わず、自分らしいジーニーを完成させたウィルの歌声に興奮したファンからは溢れんばかりの歓声があがり、司会者のジミー・ファロンも思わず立ち上がってしまうほど。
他にも、アラジンとジャスミンが歌った有名な劇中歌「ホール・ニュー・ワールド」も、もちろん実写版『アラジン』に受け継がれる。早く見たいとウズウズしてしまう映画『アラジン』は、6月7日から全国ロードショー。(フロントロウ編集部)