ネットで見つけた整形外科医による小顔整形が大失敗
幼い頃から二重あごがコンプレックスだったミシェル。自撮りをするときは物を持ってあごを隠すのがクセだった。
そんなミシェルは二重あごとサヨナラして柔らかなフェイスラインを手に入れるために、整形を決意。インターネットで見つけた美容整形外科を訪れ、免許を持つという医師の勧めで、あごにインプラントを入れて新しいフェイスラインを形成して、皮膚のたるみを取るために顔の脂肪吸引をすることにしたという。
しかし1週間後に包帯を取ってみると、ミシェルは鏡を見て愕然とすることに。
あごは腫れあがり、切開の跡があちこちに。手術による傷は、首の下の方まで伸びていたという。さらに脂肪吸引した箇所も皮膚がボコボコしており、小顔整形をするために行なった施術のせいで四角くデコボコしたフェイスラインになってしまった。
整形は修正できるか!?「処置もアプローチもすべて間違っている」
整形に失敗したミシェルが泣きついたのが、アメリカ有数の美容整形外科医であるポール・ナッシフ医師とテリー・ダブロウ医師が、整形に失敗した人々を救う他院修正の専門番組『Botched: 整形手術の光と闇』。
施術後にあごにしこりと口元に塊のようなものが感じられたというミシェルを見たドクター・ダブロウは、「ミシェルの場合恐らく傷の問題でしょう。手術で血流が滞って柔らかい組織が壊死した」と診断。
さらに、手術を行なった医師が口元の塊を瘢痕組織(※損傷から治癒する過程の組織)だと判断し切除して顔にさらなる傷を作ったことを聞いたドクター・ナッシフは、「首の外側を切ったって!?処置もアプローチもすべて間違っています。顔の表面に傷をつけるなんて」と、医師の無能ぶりに憤慨した。
そしてドクター・ナッシフから、ミシェルに悲しい宣告が。オトガイと呼ばれるあご部分にインプラントを入れたミシェルだが、ドクター・ナッシフは、「ミシェルは元々あご先にボリュームがあるからインプラントは不要だった」と発言。施術そのものが必要ないものだったことを明かした。
カリスマ医師が四角型からハート型へと輪郭を形成
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まずは、あごの下部分を切開してインプラントを除去。そして左あごの膨らんだ部分を切除して、右あごには脂肪を移植して輪郭を柔らかくして、新しいフェイスラインを形成する。そして最後に、耳の後ろと前を切開して皮膚を引き上げて縫合してフェイスリフトを施す。脂肪吸引のせいでたるんでしまった皮膚を引き上げることで、四角い輪郭をハート型に形成しなおすことができる。
そして手術当日。今回の施術でもっとも怖いリスクが、顔の神経を傷つけてしまうこと。とくにミシェルは筋肉の下に通常よりも脂肪が多く、筋肉や神経が見えにくかったため、ドクター・ナッシフも「これは珍しいケースだ」と言うほど手術は困難を極めた。
しかしそこはカリスマ医師。手術は無事に終了して、ミシェルはダウンタイム(※施術を受けてから腫れやアザなどがひいて回復するまでの期間)へと突入した。
切らないタルミ治療「サーマタイトニング」も導入
『Botched: 整形手術の光と闇』では、施術→ダウンタイム→結果発表というスタイルが定番だが、今回はドクター・ナッシフがダウンタイム中の経過観察で、「切らないタルミ治療」や「切らないフェイスリフト」の異名で話題のサーマタイトニングをミシェルに決行。
サーマタイトニングは、針状にエネルギーを照射するため肌表面への負担を最小限に抑えることができ、ダウンタイムもなく即日で効果が出る最先端の高周波レーザー。針が苦手なミシェルは「針を見て逃げ出したくなった」と語ったが、ドクター・ナッシフは大満足の様子だった。
ミシェルの新たなフェイスラインをお披露目
そしてこちらが、ダウンタイムを終えて、新たな顔を手に入れたミシェルの姿。
念願だったソフトな輪郭を手に入れて、「手術は大成功」「ナシフ先生は私の騎士よ」と感激した様子で語ったミシェル。『Botched: 整形手術の光と闇』の医師たちが、また1人の女性を悪夢から救った。
ミシェルが出演した整形失敗リアリティ番組『Botched: 整形手術の光と闇 シーズン5』では、他にも、驚愕の症例が次々と登場。全15話からなるシーズン5はdTVで日本独占配信中。
『BOTCHED 整形手術の光と闇 シーズン5』
60分 / 全15回
dTVのE!zoneチャンネルで全話配信中
シーズン1~4も配信中
視聴はコチラから
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(フロントロウ編集部)
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