ジュード・ロウが主演するドラマ『ピウス13世 美しき異端児(原題:The Young Pope)』は、アメリカ人として初めてローマ教皇に選ばれた、カリスマ的で謎めいた架空の人物レニー・ブラルドの人生を描くミニリシーズ。
2016年に全米で放送されて第69回エミー賞でも2部門にノミネートされた話題作となり、現在、続編『The New Pope(ザ・ニュー・ポープ)』の撮影が進んでいる。
現時点でマリリン・マンソンが演じる役柄は明かされていないが、HBOがツイートしたマリリンの画像を見る限り、まるで本人役で出演するかのように、いつものゴスメイクと黒づくめファッションという出で立ち。
今回は同時に、映画『氷の微笑』で知られるシャロン・ストーンの出演も発表され、すでに出演が決まっているジョン・マルコヴィッチとツーショットで写真に収まった。
『The New Pope』は、タイトルも主人公も異なるアンソロジースタイルを取っているが、全てを一新するのではなく、前シーズンの登場キャラクターや要素を一部引き継ぐ形になるという。ジュードはピウス13世ことレニー役で続投し、法王役で出演するジョンと一緒に新シーズンを引っ張っていくよう。
2019年4月には『The NewPope』の撮影で、ジュードがベニスビーチで純白のブリーフ水着を身に着けただけの姿でキャッチされ話題となっていた。
マリリンとシャロンは、同シリーズのクリエイターを務めるパオロ・ソレンティーノの大ファンだそうで、2人揃ってお気に入りのシリーズへの出演が叶ったことになる。
ミュージシャンのかたわら、俳優としても活躍するマリリン。これまでに、無法者のバイカーズグループを描くドラマ『サン・オブ・アナーキー』や、魔女狩りをテーマにしたドラマ『セイラム 魔女の棲む町』などに出演。反キリストをテーマにした曲やステージパフォーマンスで知られるマリリンなだけに、キリスト教をテーマにした『The New Pope』でどんな役を演じるのだろうか。(フロントロウ編集部)