ナタリーが“自称元カレ”をバッサリ
映画『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、現在公開中のマーベルMCU映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』にジェーン・フォスター役で出演する女優のナタリー・ポートマンが、“ナタリーの元恋人”を自称するシンガのモービー(Moby)との交際の事実について完全否定した。
今から約11年前の2008年にも、ナタリーと過去に恋愛関係にあったことを匂わせる発言をしていたモービーは、先日発売されたばかりの自叙伝『Then It Fell Apart』の中でも、ナタリーとの交際について言及。
モービーいわく、ナタリーと初めて会ったのは約20年前のことで、自身のコンサートを見に来たナタリーとバックステージで顔を合わせたのが初対面だった。ナタリーのほうから彼のことを誘惑してきたそうで、MTVが主催するアワード(VMA)にも一緒に出席したが、それから数週間後に突然ナタリーから「ほかに好きな人ができた」と切り出され、別れを告げられたという。
ここまでが、モービーの主張。
このモービーの“淡い恋の思い出話”に異議を唱えたのは、ほかでもないナタリー本人。英Harper's Bazaarのインタビューでこの件について触れたナタリーは、「ものすごく短い期間しか彼(モービー)のことを知らなかったのに、それが彼の中で付き合っていたことになっていたと聞いて驚いているわ。私の記憶の中の彼は、まだ高校を卒業したての私に近づいてきた、気味の悪い年上の男性だったから」とバッサリ。
当時モービーのファンだったことや、彼のコンサートを見に行ったことは事実だが、モービーから「友達になろう」と言われてプライベートで何度か会っただけで、交際の事実はないと完全否定。会うのをやめた理由は、ナタリーよりも16歳も年上だったモービーが、自分のことを恋愛対象として見ていることを「不適切だと感じたから」であると明かした。
また、ナタリーは同インタビューでモービーだけでなく、彼の自叙伝を手がけた出版社のことも「事実確認をしないで本を出版するなんて言語道断」と猛批判。「本を売るためにこんな風に利用されるなんて心外だわ」と憤った。(フロントロウ編集部)