ドラマ『TheRight Stuff』の内容
ドラマ『The Right Stuff(ザ・ライトスタッフ)』は、トム・ウルフによる同名小説のドラマ化。パトリック・J・アダムスが演じるのは、1962年に米国において初となる地球周回軌道飛行をマーキュリー6号で達成した宇宙飛行士のジョン・グレン。
シリーズの舞台となる1950~60年代は、米国とソ連による冷戦の真っ只中で、米政府が初となる有人宇宙飛行計画“マーキュリー計画”を立ち上げたことで、旧ソ連との間で宇宙技術戦争が勃発していた時代。
シーズン1では、ジョンとライバル関係にあったアラン・シェパードとの関係を中心に、その任務のために選ばれ、“マーキュリー・セブン”と呼ばれた軍のテスト・パイロット7人が、任務を成し遂げる前から英雄になっていく姿が描かれる。そしてシーズン2の製作が決定した際には、記念すべきアポロ計画と歴史に残る偉業となった月面着陸へとストーリーが続いていくという。
プロデューサーはあの人!
ショーランナーと製作総指揮を担うのは、犯罪ドラマ『ホワイトカラー』で脚本を手掛けたマーク・ラファティ。彼と共同で俳優のレオナルド・ディカプリオもプロデューサーに名を連ねている。
ちなみに1983年には、トム・ウルフの同小説を映画化した映画『ライトスタッフ』が公開され、アカデミー賞4部門を受賞。同作では、SFドラマ『ウエストワールド』などで知られるエド・ハリスがジョン・グレン役に扮し、ライバルのアラン・シェパード役はスコット・グレンが演じた。
パトリックは『SUITS』をシーズン7で降板後、Amazonが製作する詐欺師を主人公にしたドラマ『スニーキー・ピート』シーズン3で5話にわたりゲストとして登場。パトリックの妻で、人気ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』のスペンサー役でお馴じみのトローヤン・ベリサリオと共演した映画『Clara(クララ)』にも出演していた。
パトリックにとって本作『The Right Stuff』は、『SUITS』を去った後、初めてドラマシリーズに本格的にカムバックする作品となる。(フロントロウ編集部)