注目新人シンガーが語る日本
楽曲「アイ・ライク・ミー・ベター」が大ヒットして、トロイ・シヴァンやジュリアン・マイケルズらとコラボ曲も発表しているシンガーのラウヴ(Lauv)が、5月28日から大阪、名古屋、東京と3ヵ所で来日公演を開催。東京公演は全てソールドアウトで、追加席が急遽販売されるほど大盛況のうちに幕を閉じた。
米BillboardがTwitterでの楽曲シェア回数をもとに集計した、エマージング・アーティスト・チャートで10週以上1位を獲得して期待されているラウヴが、フロントロウ編集部のインタビューに答えてくれた。
Q.日本での来日公演はいかがでしたか。
最高だったよ。東京では前にプレイしたことがあって、まわりからも日本のお客さんは大人しいって言われてたんだけど、全然そんなことはなかった。どのショーも熱気に満ちて、マジでヤバかった。本当に楽しかった。
Q.公演中に1番盛り上がった曲は?
1番盛り上がったのは「アイム・ソー・タイアード…」だったんじゃないかな。1番最近話題になった曲だからね。しかも昨日の東京のライブではみんなが前の方まで来ちゃって、バリケードの間に押されちゃってる人とかもいて、ちょっと盛り上がりすぎて心配になるくらいだった。
Q.日本で楽しみにしていることは?
2度目の日本だけど、街をブラブラ歩き回るのが好きで、東京をはじめとした日本の街の構造が凄くクールだと思う。路地裏とかにちょっとした隠れ家的なお洒落なバーやレストランやお店があってね。人の振る舞いも凄く敬意に満ちていて、ファンと接する際も、みんな凄く優しい。あと日本の食べ物も大好きだよ。
Q.1番好きな日本の食べ物は?
1番と聞かれたら寿司と答えるけど、今日もインタビュー前に唐揚げと親子丼を食べて凄く美味しかった。なんでも好きだよ。
楽曲を制作する時に心がけていることは?
また、ラウヴといえば、シンガーだけでなく、プロデューサーとしても活躍するアーティスト。チャーリーXCXの「ボーイ」やチート・コーズの「ノー・プロミシーズ feat.デミ・ロヴァート」は、ラウヴが楽曲提供して大ヒットした楽曲。
ヒット曲を生みだすプロデューサーとしての一面を持つラウヴに、楽曲制作時のことも聞いた。
Q. チャーリーXCXなどに楽曲を提供しているけど、楽曲を作る時に心がけていることは?
他の人の楽曲を手掛ける時は、彼らが伝えたい物語を伝えるのを手伝っているという感覚でやっている。自分の曲の時は、自分が伝えたい何かがある。曲を書いていて、自分自身を投影できてないと思う曲も出てくる。というのも、アイディアが出てくるのをコントロールすることはできないからね。だから凄く親近感を覚えるものもあれば、これは他の人に歌ってもらおうと思うものもある。
Q.それで実際に書いている時に心がけていることは?
流れを掴むことが大事。何も考えずに書けること。考え始めると曲を台無しにしてしまう。目の前の曲だけに意識を向けて、創造することに身を委ねるだけ」と、制作の過程を明かし、普段アイディアが思いついた時は、「とりあえずiPhoneのボイスメモに録音しておく。それはけっこう頻繁にやっているよ。
そして色々なアーティストとコラボしているラウヴに今後コラボしたい人についても質問。
Q, これまでコラボ曲をリリースしているけど、今後コラボしたい人は?
1人いつかコラボしたいとずっと思っている人がいて、コールドプレイのクリス・マーティンなんだ。コールドプレイがとにかく大好きで。夢のコラボと言ったら彼だね。
Q.コールドプレイの楽曲で1番好きな曲は?
たぶん…、「ハーツ・ライク・ヘブン」か…。これは絶対にちゃんと答えないといけない質問だから、ちょっと考えさせて。…あの曲。そう。「アップ・イン・フレームス」。もう、超好きでたまらない曲なんだ。
Q.実際にクリスと会ったことはある?
まだない。いつか絶対に会いたいと思っている。大ファンなんだ!
インタビューの第2弾では、大きな話題になったトロイ・シヴァンとのコラボについて語ってくれたので、乞うご期待。(フロントロウ編集部)