シンガーとしては2019年1月にリリースしたEP『Inner Monologue Part 1』(読み:インナー・モノローグ・パート・ワン)がヒット中で、ソングライターとしては、ジャスティン・ビーバーの「ソーリー」や自身の親友セレーナ・ゴメスの「グッド・フォー・ユー」、「ハンズ・トゥ・マイセルフ」、エド・シーランの「ダイブ」、フィフス・ハーモニーの「オール・イン・マイ・ヘッド」など、連日チャートを賑わせる数えきれないほどの楽曲制作に携わってきた天才シンガーソングライタージュリア・マイケルズ。
メンタルヘルスといったテーマにも挑戦するなど、感情を揺さぶる曲を歌うことで知られるジュリアは、体にいくつものタトゥーが入っているのだが、そのタトゥーもメッセージ性が強いものばかり。
Speak Upというタトゥー
ジュリアの首元には、「Speak Up(声をあげて)」と描かれたタトゥーが。そのタトゥーに隠されたメッセージをジュリアが明かした。
「私は誰かと対立するのが苦手なタイプだから、ボーイフレンドや誰かと口論になったときは、何も言えずにただ座り込んでしまうときがあるの。なにを言えばいいのかわからなくて。頭のなかでは言いたいことがはっきりわかっているはずなのに、怖くて声に出せないの。意見がないタイプではないし、歌詞にはなんでも書けるのにね。なにかが私の存在を小さくしてしまう。本当の自分はこんな風じゃない、って思ってこのタトゥーを選んだ。『はっきり言いなさい、あなたには発言する権利がある』っていうリマインダーみたいなもの」
そんなジュリアは、このほかにもおしゃれなタトゥーを多く持っており、自分を奮い立たせる役割を果たしていると告白。
Just Breatheというタトゥー
写真に写る、右腕に入った「ただ、息をして(Just Breathe)」というタトゥーは、不安症の自分を落ち着かせるためのもの。
I love youというタトゥー
さらにジュリアは、右の手のひらに入っている「愛している」と書かれたタトゥーのメッセージについてもシェア。
「この『I love you(愛してる)』っていうタトゥーは自分に向けたものなの。自分を愛してるんだって思い出せるように入れた。ナルシスト的な意味で入れたわけじゃないよ。『自分に厳しくしすぎないで』っていう意味を込めてる。左手には『more(もっと)』って入れたいの。手のひらに入れるのは痛いけど、こっちはほかの人用ね。私のこの右手のタトゥーを見て、『I love you too(私もあなたのこと好き)』って言ってきたら、『more(私の方がもっとあなたのことを愛してる)』って見せられるでしょ(笑)」
手のひらにタトゥーを入れるのは「耐え難い痛み」だと笑いながら話したジュリアだけれど、インタビュー中にでさえ将来入れたいタトゥーのアイディアを語っていたので、ジュリアの“深いタトゥー”はこれからもどんどん増えていく予感。(フロントロウ編集部)