映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンと親交の深いキャラクターが集まる重要なシーンに台本がなかったことを、スパイダーマン役のトム・ホランドが明かした。(フロントロウ編集部)

※この記事には『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれます。

あのシーンは即興だった

 MCU映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』でスパイダーマンを演じたトム・ホランドが、映画で最もアイコニックなシーンのひとつの舞台裏をPinkvillaのインタビューで明かした。

 トムが話した裏話は、ロバート・ダウニー・Jr.が演じたアイアンマンがスパイダーマンを再開した“最後の決戦”。この戦いでアイアンマン(トニー・スターク)がした指パッチンの直後のシーンについて。

画像: あのシーンは即興だった

 このシーンは、トムを含め、ペッパー・ポッツを演じたグウィネス・パルトロウやドン・チードルが演じたウォーマシンといった『アイアンマン』シリーズからトニー・スタークと親交のあったキャラクターが、トニーに最後の言葉をかける場面。

 映画のフィナーレでもある重要なシーンなのだが、このシーンには台本がなかったことをトムが明かした。

「ロバートとのシーンには、台本っていう台本は何もなかったんだ。ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオ社長)、ルッソ兄弟、僕、ロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロウ、ドン・チードルがいた。僕たちはセットに集まって、どんなことが起こるか教えてもらって、どんなシーンにしたいか聞いたんだ。僕の記憶が正しければ僕たちは、全部アドリブで演技したと思う。映画で一番大事なシーンのひとつをそうやって撮影したのはすごく興味深かった。でもその日は僕にとってものすごくエモーショナルな1日で、思い返してみると、今までのキャリアで一番クレイジーな撮影だったと感じる」

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、アイアンマンとキャプテン・アメリカのアイコニックな会話がアドリブだったことはすでにわかっているが、このシーンも台本がないまま進められたことが新たにわかった。

ちなみに、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、アイアンマンの腕に抱かれてスパイダーマンが粉々になってしまうシーンもアドリブだったことをトム本人が新作のプレスツアーで明かしている。(フロントロウ編集部)

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