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イギリス最大級の野外フェスとして知られるグラストンベリー・フェスティバルが、6月26日から30日まで開催。そこで起こった8つのことをまとめて紹介。(フロントロウ編集部)

カイリー・ミノーグ、乳がんから復活

 シンガーのカイリー・ミノーグは、2005年のグラストンベリーにパフォーマーとして出演が予定されていたけれど、乳がんが発覚してあえなくキャンセル。2010年にゲストとして1度はステージに立つも、2019年のグラストンベリーでは約14年ぶりにソロとして念願のパフォーマンスを行なった。そして、このステージにはスペシャルゲストとしてコールドプレイのクリス・マーティンとニック・ケイヴが登場。クリス・マーティンは、2005年にグラストンベリーでカイリーのヒット曲「キャント・ゲット・ユー・アウト・オブ・ヘッド」を歌って彼女に捧げたけれど、約14年の時を経て一緒に熱唱した。

画像: カイリー・ミノーグ、乳がんから復活

プラスチック禁止令が発動

2019年のグラストンベリーは49年間の歴史で初めて、ペットボトル飲料の販売を禁止するという制度を導入。ステージには、英BBCの海洋ドキュメンタリー『ブルー・プラネット』や、野生動物ドキュメンタリー『ダイナスティーズ』のナレーションを務める93歳の動物学者デイビッド・アッテンボローが登場し、会場内でペットボトルを使わなかった観客たちに感謝の気持ちを伝えた。


リアム・ギャラガーがキース・フリントを追悼

元オアシスのリアム・ギャラガーは、自身のソロ曲「ウォール・オブ・グラス」をはじめ、ライブ初披露となる「ザ・リバー」やオアシスの「ワンダーウォール」など計16曲を披露。
そしてリアムが最後の曲としてオアシスの「シャンパン・スーパーノヴァ」をパフォーマンス。リアムはこの楽曲を歌う前に「これが最後の曲だ。俺はこの曲を唯一無二のキース・フリントに捧げたい」と語り、2019年3月にこの世を去ったイギリスのエレクトロニック・ミュージック界の先駆者として知られるザ・プロディジーのボーカルであるキース・フリントに捧げた。


マイリー・サイラス、親子共演が実現

初出演だったグラストンベリーで圧巻のパフォーマンスを行なったマイリー・サイラス。今回のステージでは、全米が注目する旬なラッパー、リル・ナズ・Xとマイリーの父親ビリー・レイ・サイラスを招いて、全米チャートで11週連続1位を獲得している「オールド・タウン・ロード」を披露したり、Netflixオリジナルドラマ『ブラック・ミラー』の新シーズンでマイリーが扮するアイドル、アシュリー・オーの姿で登場したりと、初参戦ながらも多数のサプライズで観客を盛り上げた。


クリス・マーティン、デュア・リパとのキスを否定

観客として会場を訪れていたデュア・リパと、ゲストとしてステージに立ったコールドプレイのクリス・マーティンが、バックステージでキスをしていたとの報道が。しかし、この報道をクリスのチームが否定。2人は友人で、「彼らは大勢の友達グループと一緒に同じエリアにいてただけ」と、あくまでも友人であることを強調した。ちなみにデュアは最近、ジジ・ハディッドとベラ・ハディッドの弟であるアンワー・ハディッドと熱愛説が浮上したばかりで、クリスは交際が順調だった女優のダコタ・ジョンソンと6月に破局したばかり。

画像: クリス・マーティン、デュア・リパとのキスを否定

ブルックリン・ベッカム、恋人と一緒に参加

交際が明らかになってから約半年が経つブルックリン・ベッカムとハナ・クロスが、そろってグラストンベリーフェスに参戦。2人はアメリカ最大級のフェスであるコーチェラ・フェスティバルにも参加しており、フェス好きカップルとして人気フェスにはたびたび2人で顔を出している。


日本人アーティストも登場

多くの海外アーティストが出演するなか、日本からも女性メタルダンスユニットのベビーメタル(Baby Metal)が奮闘。海外でも活躍しているベビーメタルが、グラストンベリーの会場を揺らした。

画像: 日本人アーティストも登場

ストームジー、防弾・防刃ベストはバンクシー作

イギリス出身の黒人アーティストとしては初めてグラストンベリーでヘッドライナーを務めた人気ラッパーのストームジーは、イギリスの国旗がデザインされた防弾・防刃ベストを着用してパフォーマンス。ストームジーはこのベストについて「昨日、地球上でもっとも偉大でアイコニックで唯一無二なアーティスト、バンクシーの防弾・防刃ベストを着用してグラストンベリーでヘッドライナーを務めた」とコメントし、社会風刺的作風で知られる覆面アーティストのバンクシーが手掛けたことを明かした。ストームジーは、最近イギリスで起こっているナイフを使った犯罪の撲滅を訴えかけるように、バンクシー作の防弾・防刃ベストを着用してパフォーマンスを行なった。

(フロントロウ編集部)

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