元ザ・ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーが自身のステージにエアロスミスのフロントマンであるスティーヴン・タイラーを招きパフォーマンスを披露した。(フロントロウ編集部)

ポールとスティーヴンのコラボが実現

 アルバム『エジプト・ステーション』を引っさげ、2018年からフレッシュン・アップ・ツアーで世界中を周っている元ザ・ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニー。いよいよ7月で幕が下りるフレッシュン・アップ・ツアーのラスベガス公演に、サプライズゲストが登場した。

 ラスベガス公演でポールがステージに上げたのは、ロックの殿堂入りを果たしているエアロスミスのフロントマン、スティーヴン・タイラー

 ポールがアンコールの中盤で「スペシャルゲストだ、ミスター・スティーヴン・タイラー」とスティーヴンをステージ上に呼び込むと、スティーヴンが自分のスタンドマイクを持参して登場。

 そしてスティーヴンは、ポールのライブで大盛り上がりするザ・ビートルズの「ヘルター・スケルター」を熱唱。ポールもベースを弾きながら歌い、このレアなコラボに会場も大興奮で観客のボルテージはマックス。

 じつは、エアロスミスは「ヘルター・スケルター」を何度かカバーしてコンサートやテレビ番組で披露してきたことがあるけれど、本家のポールと一緒に歌うのははじめて。そのため、スティーヴンも大喜びで、自身のインスタグラムに「これ以上言う必要はないだろ?」とコメントをつけて、ポールが「ヘイ・ジュード」をパフォーマンスするステージの袖に立って曲を歌う様子や、舞台上でポールと「ヘルター・スケルター」を一緒に歌うところを収めた映像をアップしている。

 ちなみにポールがフレッシュン・アップ・ツアーでゲストを招いたのはこれが初めてではなく、ロンドン公演には、ポールと同じく元ザ・ビートルズのメンバーであるリンゴ・スターと、ローリング・ストーンズのメンバーであるロニー・ウッドがサプライズ登場して会場を沸かせた。(フロントロウ編集部)

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