人気ランジェリーブランドのヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルとして大活躍しているモデルのマーサ・ハント。雑誌やファッションショーに引っ張りだこの人気トップモデルのマーサは、インスタグラムを頻繁に更新しているけれど、この日も写真を投稿。
マーサがシェアしたのは、こちらのトップレス写真。
「自分はキュートだって感じた」とキャプションが添えられたこの投稿。髪をアップにまとめ、デニムとネックレスだけを身にまとったマーサの写真だけれど、注目すべきは彼女の背中。くっきりと傷跡が写っている。
マーサの傷跡はなにが原因?
このマーサの背中の傷は、脊椎側弯症による手術跡。脊椎側彎症とは、背骨が横にカーブを描くように湾曲する症状で、体幹の左右の筋バランスに偏りを生じることもある。日常生活では見えない部分に発症する症状だけれど、軽度まで含めると100人に1人に見られる身近な病気。
じつはマーサは2015年にこの病気を患っていると告白している。金属を使用した大がかりな手術が必要なことで知られ、術後では傷跡が残ってしまう症状について「多くの女の子たちが、側弯症で不安に思っているのは理解できる。だけど、誇りに思っていいと思うの。なぜなら、それはみんながどれだけ強いのかということを表していると思うから」と話していた。
今回のマーサの写真に写るネックレスは、脊柱側弯症啓発月間(Scoliosis Awareness Month)に合わせ、彼女がブランド「Pluma」とコラボしたもの。収益は全額、米国側弯学会(SRS)に寄付される。(フロントロウ編集部)