イギリスのロンドンで、ペンギンの同性カップルが養子を迎えた。(フロントロウ編集部)

 イギリスのロンドン水族館には、メス同士のペンギンのカップルがいる。

 ジェンツーペンギンであるマラマとロッキーは、5年間連れ添っている同性ペンギンカップル。そんな2匹のもとで、このたびヒナが孵ったという。

 水族館のジェネラル・マネージャーは、親となった2匹についてこう語る。

「新しく生まれた命を世話することは、誰にとっても大変です。夜眠れない日は続き、定期的にエサをあげなくてはいけませんから。しかしこの素晴らしい2匹は、親としてどっしりと構えており、自身の成長の糧としてしっかり子育てをしています」

 マネジャーによると、マラマはロッキーよりも年上で、ヒナを守ろうとする性格。その一方で、ロッキーは自由な性格をしており、子供にはペンギンとして知っておくべきことを体験させているそう。2匹は、育児やその責任感を平等にシェアしているという。

画像: ペンギンの同性カップルが養子を迎える

 マラマとロッキーは、他のメスペンギンのもとに生まれた2つの卵のうち1つを養子として迎えた。ジェンツーペンギンが2つの卵を産んだ場合、母親に余計な過労がかかってしまうため、片方の卵を他のペンギンカップルのもとに移動させることは良いことだと、水族館のキュリエーターは話す。また、マラマとロッキーのもとに卵を移す前に、2人に親としての能力があるかを確認するテストを行ない、2人の責任能力は証明されていたとのこと。

 ちなみに自然界において、同性愛は珍しいことではない。同性のペンギンカップルは、日本のすみだ水族館や、デンマークのオーデンセ動物園、ドイツのベルリン動物園など、世界各国で存在しているうえ、生物学者ブルース・バゲミルは、その著作で約1,500種の生物で同性愛があるとしている。(フロントロウ編集部)

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