過去の恋愛について赤裸々告白
アリアナ・グランデが、婚約発表からわずか4ヵ月後に破局した元婚約者でコメディ俳優のピート・デヴィッドソンとの馴れ初めから破局までの経緯を、米Vogueのインタビューで明かした。
アリアナいわく、ピートと出会ったのは元恋人でラッパーのマック・ミラーと破局した直後で、ニューヨークに暮らす友人から、拠点とするロサンゼルスをしばらく離れることを勧められたことがきっかけだったそう。
「友達に『(ニューヨークに)おいでよ!一緒に楽しい夏を過ごそう』って誘われたの。そしてピートと出会った。失恋直後の気晴らしにはもってこいだった。薄っぺらいけど楽しくて、馬鹿げていて、非現実的で、私は彼のことを愛していた。でも、彼のことをちゃんと理解していなかったの。現実世界の私はまだ歩くこともできない赤ん坊。それでいて精神年齢が高い、超経験豊富なアーティストでもある。人生に関わる事柄において、いまだに自分自身を信用してないの」
あまり多くは語らなかったものの、失恋から立ち直るために始めた新たな恋は「楽しかった」が、結婚するには相手のことを“知らなさすぎた”ことを明かし、結果的にそれが婚約解消につながってしまったことを告白。
さらに、このインタビューでアリアナは2018年に急逝した元彼のマックについても少しだけ語っている。
アリアナがマックの名前を口にしたのは、彼女が今年ヘッドライナーを務めた米最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」(以下コーチェラ)に話が及んだ際のことで、Vogueのインタビュアーによると、「コーチェラ」というワードを聞くなりアリアナは約10分間にわたって涙したという。
「出演はおろかコーチェラに行くことすら考えたことがなかった。どちらかというと私はそういうお祭りごととは無縁で、そういう場所に行ったこともなければ、楽しんだこともなかった。でも、マルコム(マック・ミラー)のパフォーマンスを見るために初めてコーチェラに行ったんだけど、そこでものすごく良い経験をしたの。結局、その次の年のコーチェラにも行って、すっかりハマっちゃった…。“どっぷり”とね…。短期間のあいだにものすごくたくさんのことが起きて、まさに固定概念を覆すような経験だったわ」
ちなみに、アリアナはVogueとタッグを組んで、今回の表紙&インタビューの解禁と同時に、マックとの関係について歌ったとされるシングル曲「In My Head(イン・マイ・ヘッド)」のミュージックビデオを、Vogueの公式YouTubeチャンネルで公開している。(フロントロウ編集部)