普段、丁寧に髪をケアしていても、太陽の強い日差しを直に髪に浴びたことで、髪がいっきにバサバサになってしまった経験がある人もいるのでは?
米ニューヨークの皮膚科医、ジェニファー・キチンは、「紫外線にさらされると、髪は乾いてもろくなる」と米メディアPureWowにコメント。髪だけではなく、頭皮も日差しによってダメージを受けるので、まずはダメージを受けるのを防ぐことが大切だと話した。
日差しから髪を守る方法
ジェニファーは、太陽の日差しによるダメージから髪を守るには、「帽子をかぶったり、UVスプレーやクリームを使って」と、髪も肌とおなじように紫外線をブロックする方法をオススメ。
また、帽子や日焼け止めだけでは到底防げないほどの強い日差しが降り注ぐこともあるため、「太陽が高くのぼるピーク時間を避けると良い」と、外出の時間を調整する方法もアドバイスした。
バサバサになった髪に、手軽にできる対処
うっかり髪を長時間日差しにさらしてしまい、髪が乾燥してバサバサになったときは、髪がとてももろく、折れるなどさらにダメージを受けてしまいやすい状態になる。そんなときにオススメの手軽にできる方法も紹介。
その方法はなんと、ヘアコンディショナーをクシにつけて、髪をとかすという方法。
皮膚科医のエリザベス・ハウシュマンドは「シャワーを浴びたあとの濡れた髪をブラッシングするとき、髪はダメージを受けやすいので、ヘアブラシではなくクシを使い、そのクシに少しだけコンディショナーをつけてとくようにしてみて」とアドバイス。
コンディショナーはみずみずしくやわらかいテクスチャーのものが多いので、くしに少量つけておくと、髪をとかすときのすべりが良くなり、摩擦を防いで、髪がからまったり引っかかったりするのを防ぐことができる。
コンディショナーは洗い流すものだからすこし抵抗を感じてしまいそうだけれど、コンディショナーはシャンプーとは違い、洗い流しすぎないようにするもの。そう考えてみると、くしに少量のコンディショナーをつけてとく方法も違和感がなくなりそう。
まずは強い日差しを浴びないように気をつけながら、家にあるコンディショナーを活用する方法も参考にしてみては(フロントロウ編集部)