ザ・ビートルズのポール・マッカートニーが、約60年のキャリアで初めての試みを開始した。(フロントロウ編集部)

ポール・マッカートニー、キャリア初の試み

 伝説のUKロックバンド、ザ・ビートルズのメンバーとして有名なポール・マッカートニーは、その長いキャリアの中で100曲以上のヒットシングルはもちろんのこと、宗教楽曲から児童書など、幅広いアート作品を手掛けてきた。多岐にわたるそのキャリアに、さらなる功績が刻まれるよう。

 7月18日にポールが自身のウェブサイトで発表したところによると、自身のキャリアとして初めてミュージカルを手掛けることになったという。

画像: ポール・マッカートニー、キャリア初の試み

 その題材となる物語は、珠玉の名作『素晴らしき哉、人生!』。

 1946年に公開された『素晴らしき哉、人生!』は、クリスマスイブに自殺しようとしていた主人公ジョージが、守護天使によって人生の素晴らしさを教えられるというもの。

画像: ⒸRKO / Album/Newscom

ⒸRKO / Album/Newscom

 アメリカ映画協会による「感動の映画ベスト100」で1位、2014年に大手映画批評サイトRottenTomatoesが発表した「クリスマス映画ベスト25」でも1位を飾るなど、歴史に残るクラシック映画の名作として知られる。

豪華な制作陣

 今もなおすべての世代から愛される音楽を生み出してきたポールが、不屈の名作のミュージカル化を手掛けるだなんて、ファンにとっては夢のよう。しかしポールは、仕事のオファーがきた当初をこう振り返る。

「ミュージカルを書くことは、僕にとってあんまり興味を引くことじゃなかったんだよね」

画像: 豪華な制作陣

 しかしこのミュージカルでプロデューサーを務めるイギリス舞台芸術の大御所で、ポールと同じくリバプール出身のビル・ケンライトや、映画『リトル・ダンサー』とその舞台版『Billy Elliot(原題)』、そして映画『ロケットマン』の脚本家であるリー・ホールと話した時に、心境に変化があったという。

「ビルとリー・ホールと会って話した時に、これは面白くて楽しいものかもって思ってる自分に気がついたんだ」

 もちろんポールと仕事ができることは、ビルとリーにとっても大興奮もののようで、「じつはね、オープニングナンバーのデモで、彼が『ワン・ツー・スリー・フォー』って言っているのを聞くのに病みつきになっちゃったんだ」とその心境を明かした。

 さらに、劇中で重要なポールの音楽に関して、「(ミュージカルの)音楽は、聴く人を想像もしないところへ連れていくよ。シンプルに聞こえるんだけど、裏切られるんだ。ポールは天才ってことだね」と、伝説のロックスターの才能を褒めちぎった。

 ポールは『素晴らしき哉、人生!』は、「すべての人が共感できる普遍的な物語」と考えているそう。ポールがキャリア初となるミュージカル音楽を手掛ける『素晴らしき哉、人生!』は、2020年後期に開幕予定。(フロントロウ編集部)

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