メイクを崩していた、意外な「習慣」
夏の間は湿気や暑さで、とくにメイクが崩れやすい。ヨレたり崩れたりしないようにするために化粧下地を変えたり、メイクのステップを工夫したりするけれど、実はコスメやメイク法とはまた別に、メイクを崩れやすくしている原因があるという。
メイクアップ・アーティストのルビー・ハマーは、「化粧下地選びなどもメイク崩れを防ぐのに役立つけれど、本当のカギは、日中、顔に触れないこと」と、米メディアrefinery29に明かした。
顔にかかった髪をはらったり、クセで頬に手を置いたり、気になって鼻や口元などを触ったりするたびに、どんどんメイクがヨレて崩れるそうで、ルビーは「指は暖かいから、触れた周辺のメイクを動かしてしまう」とコメント。まず、触ってしまう習慣を見直すことで、メイクのヨレや崩れをぐっと減らすことができるという。
メイクが崩れるだけではなく、肌荒れの原因にも?
顔を触ってしまう習慣がもたらす悪影響は、メイクが崩れやすくなるだけではないという。
とくに、外出先の、狭い場所に多くの人がいるような環境などでは雑菌も多いことが考えられるけれど、そういった場所でつい、顔を触ったりする習慣があるとしたら見直すべきだなのだそう。呼吸器科のドクターであるグスタボ・フェレール医師は、「顔や鼻をこすったり触れたりすると、細菌が広がることがある。触りたい衝動は我慢して」と米メディアTheListにコメント。
雑菌は目に見えないけれど、手や指が肌に触れる機会が多くなると、その分肌に雑菌が広がりやすくなってしまうため、肌荒れの原因にもつながってくる。
スキンケアや食事に気をつけているのに、肌が汚いと感じていたり、肌荒れが頻繁に起こっていたりするのなら、自分の顔を触るなどついやってしまっている習慣がないか、振り返ってみると良さそう。
(フロントロウ編集部)