レッドやオレンジなどブライトカラーがひと塗りで美しく発色して、しかもすこしシアーな抜け感もあり、唇にツヤがでるリップがトレンド。
いろんなブランドから登場していてとてもかわいいけれど、なめらかなテクスチャーのリップは汗をかいたときにどうしても落ちやすい。けれど、ひとつ仕込みをしておくだけで、リップを落ちにくくする裏技があるという。
「リップペンシル」を下地として仕込む
とろりなめらかジューシーで発色も良いリップを落ちにくくする方法について、メイクアップ・アーティストのアビー・メイがオススメするのは「リップペンシル」を使う裏技。
この裏技では、リップペンシルで唇を実際よりも厚く見せたり、もしくはひと昔前のメイクのようにリップの輪郭をなぞってリップペンシルの色自体を目立たせたりするために使うのではなく、主役のリップの下地として仕込むために使う。
そのため、リップペンシルはリップカラーとなじむ色で、それ自体が目立たないものを選ぶのがポイント。
アビーは、「まずリップを塗る前に、唇の輪郭をぐるっとリップペンシルで描き、そして唇全体を塗りつぶす。これで、リップカラーを唇の上に固定させることができる」と、英メディアrefinery29に紹介。
リップペンシルは、唇の輪郭に使ってもにじまないよう、しっかりと密着するタイプのものがほとんどなので、下地として使うことでリップメイクが落ちにくくなるという。
唇の周囲には「コンシーラー」を仕込む
さらに、もう一つ裏技を紹介。暑いときは汗が上から下に滴り、鼻の下にかいた汗などによって、唇の輪郭部分が崩れやすい。
アビーは、スティックタイプのコンシーラーなどを使って、唇の輪郭の周囲をコンシーラーで塗りつぶすという技もオススメ。「これでアウトラインを完成させるの。リップもよりシャープになる」と話している。
リップにポイントを置いたメイクのときなどはとくに、なるべくリップメイクが崩れないようにしたいもの。試してみては。(フロントロウ編集部)