映画版『ウォーキング・デッド』
社会現象になったドラマ『ウォーキング・デッド』をシーズン1から牽引し、シーズン9を持って降板したアンドリュー・リンカーン演じる主人公リック・グリムスの姿が最後に見られる映画版『ウォーキング・デッド』のティーザーが、米サンディエゴのコミコンでお披露目された。
わずか24秒のティーザーでは、ビル街に向かうヘリコプターの影とともに「THE WALKING DEAD」のタイトルが浮かび上がり、その後に「リック・グリムスが映画だけに戻ってくる」という文字が映し出される。
リックが劇場版に戻ってくることは以前から決まっていたことであるため、ティーザーには新たな情報はないように見えたけれど、どうやらこの映像によってリックの居場所が判明したよう。
リックにとって最終回となったドラマのシーズン9は、リックがヴァージニア州からヘリコプターに乗って安全な場所へと運ばれる展開で幕を閉じた。そのためティーザーに映されたヘリコプターには、リックが搭乗していると考えられる。
そして、ヘリコプターが向かうビル街の影が、世界的都市の「ペンシルベニア州フィラデルフィア」のシンボリックな街並みと類似するため、リックはフィラデルフィアに移動したと推測する声が続出している。
映画版について、脚本家のスコット・ギンプルが、「リックはヘリコプターに乗ってヴァージニア州から飛び立つ。新たな世界になるよ。新たな地にはその地の歴史があり、これまで見てきたものとはまったく異なるだろう」と米Entertainment Weeklyのインタビューで答えたように、映画版『ウォーキング・デッド』ではドラマでは見られなかった新たなストーリーが描かれる。
映画版の公開スケジュールは発表されていないが、2020年には全米公開されるのではないかと言われている。(フロントロウ編集部)