深夜1時の奇行
米オレゴン州のにあるタコベルのドライブスルーで窓口で接客にあたった店員に対し、無理やり酒を飲ませようと店員の口に持参したウィスキーを注いだ23歳の女性が、その場面を目撃した警察官に現行犯逮捕された。
エリアナ・アギラー・アギラー容疑者がタコベルのドライブスルーに姿を現したのは現地時間7月20日土曜日の深夜1時過ぎ。
かなり酒に酔った状態で車を運転していたというアギラー・アギラー容疑者は、ドライブスルーの列に並び、自身の番が来ると、どういうわけか車内から手を伸ばし、“アンタも飲め”と言わんばかりに窓口で対応した見ず知らずの店員の口にヘネシー・ウィスキーのボトルを近づけて注ぐという奇行に。
あろうことか、その光景はパトロール中の巡査部長に目撃されており、アギラー・アギラー容疑者はそのまま飲酒運転の疑いで逮捕された。
現地メディアKOIN6によると、逮捕当時のアギラー・アギラー容疑者のアルコール血中濃度は規定値の1.5倍を超えており、さらに同容疑者は捜査員に対し、マリファナを使用していたことも認めたという。
ワシントン郡警察は公式SNSで、同事件を「今週の最も奇妙な飲酒運転逮捕事件」としてアギラー・アギラー容疑者の逮捕写真とともに紹介。
ネット上ではアギラー・アギラー容疑者のメイクばっちりの美しい逮捕写真が話題になり、事件の異様さも笑いを誘ったが、同署は「今回の事件について、思わず笑ってしまう人もいるかもしれませんが、本件は一般市民を危険に晒す行為であり、避けることが可能な事件です。負傷者や死亡者が出なくてひと安心です」とツイッターで注意を促した。(フロントロウ編集部)