アン・マリー
ポジティブなラブソングとあどけない笑顔で、見るものを魅了するアンのステージでは、ラジオで聞こえるヒット曲がいっぱい。
LGBTQ+を熱心に応援し、ありのままの体形を愛すことの大切さを教えてくれるアンの楽曲と、お茶目な性格が伝わるステージパフォーマンスは必見。
ジャネール・モネイ
直球ド真ん中なガールパワーソングを数多くリリースするジャネール。その歌唱力は確かで、ズバ抜けたファッションセンスを持つファッショニスタでもあり、さらに見るものを引きつける演技力で女優としても活躍するマルチな才能を持つ。
アルバム『ダーティー・コンピューター』に収録された「PYNK」は、なんと女性の強さを女性器に例えて称賛した斬新なガールパワーソングとして大きな話題に。ソウル、R&B、ファンク、ポップ、オルタナティヴを融合したハイブリッドで近未来的な唯一無二のジャネールの音楽を生で感じて。
トム・ヨーク・トゥモローズ・モダン・ボクシーズ
レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークが、今回は、映画『サスペリア』のサウンドトラックを手掛けたことで話題になった、トムと、プロデューサーのナイジェル・ゴドリッチ、アーティストのタリク・バリの3人で構成される、トム・ヨーク・トゥモローズ・モダン・ボクシーズとしてフジロックに参戦。
加えて、6月にリリースされ、業界人から高い評価を得ているソロアルバム『ANIMA』も引っさげてやってくるだけに、レディオヘッドでは見られない自由で挑戦的なパフォーマンスが初日の夜空を彩る。
マーティン・ギャリックス
とにかく良い人なエピソードが溢れるマーティンをフェスで見る最大の魅力は、なんといっても手の込んだステージ。フェスを熟知した経験値と、費用を惜しまない、ディテールにも気を配ったセットは一見の価値あり。
FUJI ROCK FESTIVAL’19に合わせて、日本限定アルバム『TheMartin Garrix Experience』をリリースするほか、スペシャルバスツアーまで企画したほどの気合の入りよう。とっておきのステージで魅了してくれるに違いない。
ダニエル・シーザー
ケンダル・ジェンナーが大ファンを公言しているほか、業界人からのラブコールが絶えないダニエルが、6月末にサプライズリリースしたニューアルバム『Case Study 01』を引っさげて、ついにフジロックに参戦。
苗場の夜空にメロウなチューンにとろける歌声が響き渡る、超贅沢なステージになるはず。
シーア
最近では社会貢献に熱心な一面が話題になるシーアは、唯一無二のボイスで様々なアーティストからのコラボオファーが絶えない。そんなシーアがヘッドライナーとしてフジロックのステージに登場。生で聴くほどまた聴きたくなる、中毒的なボイスに包まれて。
ジョナス・ブルー
ポップアーティストとのコラボ経験が豊富なジョナスの生み出す、気持ちの良いトロピカルなEDMは、2日目の深夜に行なわれるステージにぴったり。踊りまくってその一瞬を最大限に楽しみたくなるアップテンポなダンスミュージックと、目をつぶって酔いしれたくもなるハウスもこなす、ジョナスの音楽は、大自然に囲まれたフジロックだからこそ聴きたい。
ステラ・ドネリー
レイプの被害者が攻められるヴィクティム・ブレーミングについて歌った「Boys Will Be Boys」で知名度をぐんと高めたステラは、MeToo時代を象徴するシンガーとして称される期待の新星。
2019年にリリースしたデビューアルバム『Beware Of The Dogs』は、現代社会の闇に切り込む痛烈な歌詞をポップなメロディやシンプルなギターの音調で歌うという独特な音楽性がリスナーの心を奪う。
ジェイソン・ムラーズ
ハッピーソングが詰まったアルバム『Know.』が絶好調のジェイソンの声は、とにかく癒される。新緑の中でさわやかな風が吹けば、“最&高”とつぶやきたくなるはず。
ちなみに出演予定の最終日の翌日29日には、中野サンプラザで単独公演を控えている。
ヴィンス・ステープルズ
映画『ブラックパンサー』や『スパイダーマン:スパイダーバース』といった、音楽にも定評のあるサウンドトラックにも参加した新鋭ラッパー。歯に衣着せぬ発言とリアルなリリックが若者を中心に大人気で、機械的なチューンとどこか冷めたようなラップがクセになる。
故マック・ミラーが見出したアーティストのひとりでもあり、どこかマックのエッセンスを受け継いだような音楽性も魅力。ビリー・アイリッシュとコラボした「&burn」などが有名。
(フロントロウ編集部)