ディズニー卒業後の覚悟とは
2014年から2017年まで放送されたディズニー・チャンネルのテレビドラマ『ガール・ミーツ・ワールド』に主演し、人気と知名度を上げたサブリナ・カーペンター。
そんな彼女が、自身をブレイクさせるきっかけとも言えるディズニー・チャンネルを卒業し、その後も女優やシンガーとして活躍する上での覚悟を、米Refinery29にこう話した。
「子供たちにとって大きな世界であるディズニーにいたときに私を包んでいた小さな毛布のようなコンフォートゾーン(※)は、もう置いてきた」
※環境に慣れている状態のこと
ディズニーからの卒業と共に、不安にならない行動範囲から抜け出し、今までとは違うキャリアを歩むことを選択したことを告白。その言葉通りサブリナは、人種差別問題をテーマにした映画『ザ・ヘイト・ユー・ギブ(原題:The Hate U Give)』に出演。
ディズニー時代からは想像がつかない過激な人種差別思考をもつ高校生役を演じて話題になった彼女は、さらにこう続けた。
「人々は、ディズニー出身のアーティストを『顔』で判断してしまうことが多いと思う。彼らが『何を話すか』ではなくて。ファンには、私が成し遂げたことからなにかを学んでほしいの」
自身が生み出す作品で、ファンにメッセージを届けたいという野望を明かしたサブリナ。女優としての活動にとどまらず、音楽面でも自身の体験を赤裸々に歌うなど、つよいメッセージ性のある歌詞でティーンから支持を得ている。(フロントロウ編集部)