ジャパンプレミア出席のために初来日
伝説的ミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル映画『ロケットマン』のプロモーション&ジャパンプレミアに出席するため、主演俳優のタロン・エジャトン(※)が満を持して来日。
※映画『ロケットマン』を含む過去の出演作ではタロン・エガートンと表記されているが、ラストネームの「Egerton」の正しい読み方はエジャトン。
日本に来るのは今回が初めてということもあり、空港到着時から集まった大勢の人たちに手厚いファンサービスを行うなど、彼の来日を待ちわびていた日本のファンに対して真摯な姿勢を見せたタロンは、先日、都内にあるTOHOシネマズ日比谷で開催された『ロケットマン』ジャパンプレミアのブルーカーペットでも神対応を連発。
サインをしたり、写真を撮ったり、ひとりひとりの顔を見ながらじっくり丁寧にファンサービスを行なったタロン。なかには、タロンと軽く“会話をした”というファンや、タロンが“顔を覚えてくれていた”というファンなど、一生もののラッキーな経験をした人たちもいた。
また、ブルーカーペットのあとに行なわれた舞台挨拶では、タロンとデクスター・フレッチャー監督へのお礼の気持ちを込めて、観客全員がサイリウムを振りながら、エルトンの名曲「Saturday Night’s Alright(土曜の夜は僕の生きがい)」を大合唱するサプライズも。最初から最後までタロンや監督を含む参加者全員の笑顔があふれたジャパンプレミアは、大成功&大盛況に終わった。
行きも帰りも“日本づくし”
羽田空港に到着時、メイド・イン・ジャパン(日本製)を売りにしている、カナダ発のアイウェアブランドサングラス「Lunetterie Générale(ルネッテリア ジェネラル)」のサングラスをかけていたことをお伝えしたが、じつは帰国する時にも“日本”が絡んだアイテムを着用していたことがわかった。
8月16日の朝に日本を発ったタロンは、飛び立つ直前に空港のラウンジらしき場所で、初来日のシメに朝っぱらからビールを飲む様子を撮影した動画を投稿していたのだが、その時来ていたTシャツの胸元に「日の丸」と何やら「カタカナ」で書かれた文字が。
調べたところ、タロンが着ていたTシャツは、デニム素材を中心とした日本のファッションブランド「エドウイン(EDWIN)」のものであることが判明。ただしヨーロッパ限定の商品のようで、日本の公式ショップで見つけることはできなかった。
今回、ジャパンプレミアで着ていたスーツだけでなく、メディア取材時や空港到着時など、日本滞在中にタロンが着ていた服はすべて彼の専属スタイリストが用意した衣装で、スタイリスト自身のインスタグラムにブランドの詳細が載せられていたが、唯一、帰国時の服装だけは触れられていなかった。日本のファンからプレゼントされた可能性も考えられるが、仮にタロンが自分で用意した私服だとしたらかなり粋な計らい。(フロントロウ編集部)